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肉食動物は草食動物を捕食し、草食動物は肉食動物に捕食される自然の摂理として当たり前で、至って普通の関係。所謂食物連鎖と言われるものだ。けれど、二人の夢見る少女はそんな関係を疑って疑ってやまなかった。
この物語は、おとぎ話のような。少女二人の夢物語
『あるところに、草食動物を食べようとしない。心優しいライオンが居ましたとさ。その心優しいライオンに、周りの肉食獣たちも憧れ。尊敬していました。けれどもライオンは空腹で死んでしまい、肉食獣たちは悲しみに明け暮れてしまいました』
絵本を読んであげていた、ユキヒョウのお母さんは言いました
「いい?ガーベラ。優しい心は大切だけれど、自身のことをおろそかにしてはいけません。まず、自分を第一に考えるのよ」
ユキヒョウの女の子、ガーベラは元気に
「はーい!」
と、返事をして、頷きました。少し、おとぎ話に出てきたライオンに憧れを抱きながら。
これが、ユキヒョウの女の子。ガーベラのお話
『あるところに、草食動物を食べようとしない。心優しいライオンが居ましたとさ。その心優しいライオンに、周りの肉食獣たちも憧れ。尊敬していました。けれども肉食獣は草食獣を食べるケモノ、ライオンも、その周りの肉食獣も、結局は我慢できず、ウサギやリスを食べてしまいました。』
絵本を読んであげていた、リスのお母さんは言いました
「サフィニア、知らない人を信用してはいけないよ。いくら優しくても、本質まではわからないから」
リスの女の子、サフィニアは少しぶーたれながら
「,,,はぁい」
と返事をしました
これが、リスの女の子。サフィニアの話
サフィニアも、ガーベラも。思っていることは同じでした
「草食動物と、肉食動物は仲良く出来ないのかな」
と、そう思い続けていた日々の中で、彼女たちは森の中で出会いました。
そうして、話をして、二人はとびきりの仲良しになりました。
「あのねあのね!ガーベラ!今日はお母さんがこんな絵本を読んでくれたんだよー!」
「わたしも、お母さんによく絵本読んでもらうの!」
そうして、二人も大人になっていって。自分たちがどんなに珍しい関係か、気づくようになりました。
所詮、食し食される関係。ならば恋心も、気の所為としなければ。
叶わない夢を見るのもいいけれど、夢は所詮夢。幻でしかない。
けれども二人は。幻も信じれば現実になると、疑いませんでした。嘘の嘘は真実。それならば、幻の幻は現実であると。
それで、二人は幻を現実にして、幸せになりましたとさ__
作・サフィニア
絵・ガーベラ
「ねぇねぇ!こんな絵本どう?」
「いいんじゃない?」
「あぁ、でも忠実すぎるかな。」
「所々生々しいっていうか」
「手厳しいなぁ,,,だって私が幼少期読んだ絵本もこんなのだったもん!」
「その絵本が異常なだけでしょ」
「まぁ、確かに,,,」
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ガーベラ(黄)
・優しさ
・親しみやすい
・究極の愛
・友情
サフィニア
・咲きたての笑顔