今回は「緑谷の過去」です。因みにヒロアカには出てこないキャラも出てきます。緑谷と爆豪の幼馴染です。それじゃあレッツラゴー
“僕の名前は緑谷出久で年齢は8歳、僕の個性は♾️で親からも友達からも幼馴染からも嫌われている。その理由は“ヴィラン向きの個性”だからだ。”
引子「あんたがその個性のせいで、私はママ友からも近所の人からも色んな人に避けられてるの!あんたのせいよ!あんたなんか生まれてこなければよかった!」
出久「…」
“そして僕は家を少しの間出た”
[外]
出久「!かっちゃん!何してるの!」
爆豪「何しようが俺の勝手だろ!それに話しかけんじゃねぇよ!ヴィラン野郎!」
出久「でも人を虐めたらダメ!」
爆豪「うるせぇ!BOOM」
出久「いっ!」
爆豪「ヴィラン向きの個性の癖にでしゃばんな」
出久「…..」
爆豪「あぁそんなにその個性が嫌なら効率いい方法があるぜ」
出久「何…」
爆豪「来世は普通の個性が宿ると信じて…屋上からのワンチャンダイブ」
出久「!」
“この時僕は、今までよりもっと自分の個性を恨んだ”
爆豪「じゃあなヴィラン野郎」
出久「…大丈夫?“凪くん”」
凪「うるさい、話しかけないで。馴れ馴れしく名前を呼ぶな、ヴィラン野郎テクテク」
出久「……」
“そう、僕は凪くんにまで嫌われている”
出久「帰ろ」
[家]
引子「何で帰ってきたの!帰って来ないで!」
出久「お…お母さん」
引子「馴れ馴れしく呼ばないで!その変な目で私を見ないで!ならこうしよう」
出久「お母さん…何で…やかんと包丁を…」
引子「うるさい、黙ってて」
出久「やだ…来ないで…来ないで!あ”あ”あ”ぁ”ぁ”ぁ”!」
“僕はお母さんに元から友達にやられた目をお母さんに再びやられた”
引子「さっさと荷物まとめて出て行って!」
出久「…..テクテク」
[ガチャ]
出久「何で個性だけで人を差別するの?何が駄目なの?僕なんか生まれて来なければよかった」
??「?少年こんな所で何してるんだい?」
出久「!オールマイト!」
オール「私の事を知っているのか!嬉しいな!所で何でこんな夜遅くまで外にいるんだい?」
出久「少し事情がありまして、オールマイト」
オール「何だい?」
出久「個性が♾️でも、ヒーローになれますか?貴方みたいなかっこいいヒーローになる事はできますか?」
オール「確かに君の個性はヒーローになれなくもない。だがその個性では人々を助けるどころか傷つけるかもしれない。だから諦めなさい。相応な現実も見なくてはな少年。それじゃあ気をつけるんだよ」
出久「…オールマイトも僕を見捨てるんだ。僕は誰にも必要とされてない。僕は生きちゃいけない。居場所もない」
??「君は生きていいんだよ。寧ろ生きるべきだ」
出久「!誰?」
??「僕かい?僕はAFOだよ」
出久「僕…緑谷出久」
AFO「ちゃんと自己紹介も出来るんだね。良い子だ。それよりさっきの話、君は生きていいんだよ。寧ろ生きるべきだ。僕は君を必要としている。居場所がないなら僕と一緒に来るかい?」
出久「!僕は死ぬべきじゃない?僕を必要としてくれてる?僕に居場所をくれるの?本当に?」
AFO「本当だよ。僕の所に来てくれるかい?」
出久「はい!僕を必要としてくれる、居場所をくれる、生きていいなら行きたいです!僕を連れて行って下さい!」
AFO「勿論だよ。行こっか」
出久「はい!」
AFO「因みに君より少し年上の子がいるけどいいかい?」
出久「はい!」
AFO「わかった」
[家]
AFO「弔仲間だよ」
死柄木「誰だそいつ?先生俺はガキが嫌いなんだ。連れて来られたら困る」
AFO「まぁそんな事言わずに名前は聞いときなよ」
出久「僕…緑谷出久って言います!」
AFO「この子は弔が気にいる様な子だよ」
死柄木「俺が気にいる?」
AFO「この子は幼馴染からも友達からも虐めを受けていて、親にまで虐待されてオールマイトからは夢を否定されて近所の人や他のヒーローからも全員から夢を否定されて虐められたんだよ。そしてこの子は弔と同じ目的を持っている。どうだい?」
死柄木「確かに俺が最も好きな内容だ。先生俺はこいつ気に入った」
AFO「それは良かったよ」
死柄木「俺の名前は死柄木弔、よろしくな」
出久「はいよろしくお願いします!」
AFO「仲良くなって良かったよ。じゃあ僕は少し出るね」
出久「あの!」
AFO「どうしたんだい?」
出久「こんな僕を拾ってくれてありがとうございました!貴方が僕を必要としてくれて居場所をくれてとても嬉しいかったです!僕も先生って呼んでもいいですか!」
AFO「勿論だよ。好きに呼びなさい」
出久「ありがとうございます!」
死柄木「俺の事は死柄木と呼んでくれ。それと敬語はなしだ」
出久「は…うん!わかった!よろしくね!死柄木さん!」
死柄木「あぁ」
[2年後]
死柄木「先生!死ぬな!」
出久「駄目です先生!生きて下さい!」
AFO「すまないね…僕はもう駄目だ」
出久「そんな…」
AFO「僕の代わりに出久…君が新たな魔王になってくれないか?」
出久「えっ…何で僕なんですか?だったら死柄木さんの方がいいのでは?」
AFO「僕は君を選んだのは優しくて逞しくて強いからだよ」
死柄木「俺も出久が魔王でいいと思う」
出久「わかりました、僕が先生の代わりに魔王を引継ぎます!」
AFO「頼んだよ」
“僕は再び、オールマイトを恨んだ。”
死柄木「これから先生って呼んでもいいか?」
出久「駄目だよ、呼ぶなら先生じゃなくてボスって呼んで。その先生の呼び名は先生のだからね」
死柄木「わかった」
出久「僕は死柄木君って呼んでもいい?」
死柄木「あぁこれからよろしくなボス」
出久「よろしくね死柄木君」
“これは僕が最高の魔王になる為の物語だ”
ここで終わります。初めにできた凪の自己紹介ですね。それじゃあレッツラゴー
名前:吉岡凪《よしおかなぎさ》
個性:氷 OFA(オールマイトから授かった)
好きな物:ヒーロー オムライス
嫌いな物:ヴィラン 緑谷(だった)
緑谷からは凪くん《なぎ》と呼ばれ、爆豪からは凪《なぎさ》と呼ばれている。
爆豪とはライバル
今でも緑谷を探している
以上。それじゃあじゃあのー
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