今回は「雄英高校初日」です。それじゃあレッツラゴー
《相澤視点》
凪「勝己〜」
爆豪「あ?んだよ」
凪「出久どこ行っちゃったんだろ」
爆豪「知るかよ」
切島「2人とも!初めましてだな!俺は切島鋭児郎だ、よろしくな!」
凪「切島かよろしくな」
上鳴「俺は上鳴電気」
凪「上鳴よろしくな。俺は吉岡凪。そして俺の隣にいる奴は爆豪勝己」
爆豪「勝手に俺の事まで自己紹介すんな!」
凪「だってお前言わねぇじゃん」
爆豪「チッ」
飯田「こら爆豪?君!机に足をかけるなんて行儀悪い!先輩達や机の制作方に失礼だと思わないのか!」
爆豪「思わねぇよ!テメェ何処中だ?はやくが!」
飯田「ぼ…俺は私立聡明中学出身飯田天哉だ」
爆豪「聡明?クソエリートじゃねぇか!ぶっ殺し甲斐がありそうだな」
飯田「ぶっ殺し甲斐…君酷いな本当にヒーロー志望か?」
爆豪「ケッ」
凪「ごめんな飯田、こいつはそう言う奴なんだよ」
飯田「だとしても酷すぎるぞ」
凪「面目ない」
飯田「?あれは」
爆豪&凪「?」
??「へぇ〜雄英って広いしでかいんだね〜」
爆豪&凪「……..は?」
爆豪「な…何で…あいつが…ここに…」
切島「知り合いか?」
凪「出久…?」
出久「?あっ!かっちゃん!凪くん!久しぶり!8年振りじゃない?久々に見たな〜」
爆豪「何でお前がいるんだよ…」
出久「何でって…ただ雄英受けただけだよ?なのにそんな言い方酷くない?」
飯田「君は誰だ?」
出久「あっ僕は緑谷出久だよ」
飯田「俺は私立聡明中学出身飯田電気哉だ」
出久「よろしくね飯田君!」
飯田「あぁ」
相澤「おいお前ら静かにしろ」
1-A「!誰!」
相澤「俺は今日からここの担任をする相澤消太だ。よろしくね」
1-A「担任!?」
相澤「早速だがこれ来てグラウンドに出ろ」
1-A「?」
[グラウンド]
1-A「個性把握テスト!?」
麗日「入学式は?ガイダンスは?」
相澤「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ。お前らやった事あるだろ?個性使用禁止の体力テスト。まずお手本として、緑谷お前中学の時何mだ?」
出久「中学?行ってないので分かりません!」
1-A「!」
相澤「!」
“中学に行ってない?何故だ?放課後呼び出した方がいいな”
爆豪&凪「…」
相澤「… じゃあ…予想は?…」
出久「予報は…85m位ですかね」
相澤「じゃあ個性使ってやってみろ」
出久「うっす」
相澤「円から出なきゃ何してもいい。はいよ、思いっきりな」
出久「よし…準備も整ったし…せーのっ!」
[ドゴォォォ!]
[ボン!]
1-A「!」
芦戸「何今の音!」
相澤「…おい緑谷…」
出久「はい?」
相澤「…測る奴…壊れたぞ…」
1-A「壊れた!?」
出久「あちゃー力入れすぎちゃった、手加減ミスりました」
“いや、壊されたら困るんだけど、何処からこれが壊れる”
相澤「…次どうすればいいんだ?…」
出久「あぁそれなら貸して下さい…この個性にするかボソッはい」
相澤「!治った」
1-A「治った!?」
相澤「お前何もんだ?」
出久「何もんでもないですよ」
“こいつの個性は何なんだ”
相澤「…とにかく進めるぞ」
出久「はーい」
1-A「…」
爆豪「…チッ」
[出久の結果]
50m走:1秒37
握力:ぶっ壊れて測定不足
立ち幅跳び:測定不足
反復横跳び:測定不足
ソフトボール投げ:ぶっ壊れて測定不足
あと他も全部ぶっ壊れや測定不足となった
出久「どれもこれもへなちょこだな。運動になんねぇし」
相澤「…」
峰田「バケモンだろあいつ…」
麗日「あんなにやったのにいっこも疲れてないね」
上鳴「凄すぎだろ」
出久「僕は1位か、かっちゃんは3位、凪くんは15位か。まだまだだね。他の奴らも」
爆豪「…クソが!」
凪「落ち着け勝己」
爆豪「クソデクテメェ!俺を見下してんのか?」
出久「すぐそう捉えるなよ。見下してないし、単純にかっちゃんが弱いだけじゃん」
爆豪「んだとゴラ!殺すぞ!」
相澤「喧嘩はやめろ」
凪「勝己落ち着け、今言い合っても意味ないよ」
爆豪「チッ…」
出久「騒々しいな」
相澤「…緑谷、放課後職員室」
出久「了解」
[放課後]
出久「失礼します。イレイザー何の用?」
相澤「お前さっき言ってた〈中学は行ってない〉ってどう言う事だ?」
出久「そのまんまの意味ですよ」
相澤「何故行かなかった」
出久「そもそも行けないんです。行く暇がありません」
相澤「どう言う事だ?」
出久「色々事情があるんすよ」
相澤「それにお前…器具ほぼ全部壊してただろ」
教師軍「!(壊してた!?)」
出久「はい、でもそれなら治したじゃないですか」
相澤「お前の個性は何だ」
出久「知らないんすか?」
相澤「本格的には」
出久「♾️すよ。色々な個性が使えるんすよ」
相澤「お前の家の住所は?書いてなかっただろ?」
出久「ん〜それは却下で」
相澤「は?何でだ」
出久「教える事ないし教えたくもないし、そもそも意味ないでしょ」
マイク「いやいや家庭訪問とかでいるだろ」
出久「なら来なくていいです」
ミッド「そう言う訳には行かないのよ?」
出久「別に全員じゃなくてもいいじゃないですか」
オール「それでは駄目なんだよ」
出久「…部外者が入って来ないでください」
オール「あ、ごめん」
相澤「お前オールマイトさんにだけ当たり強くねぇか?」
出久「そうですか?」
マイク「そうだぜ」
出久「普通ですよ。とにかく住所は教えません」
根津「そこを何とかたのむ緑谷君」
出久「?ネズミ?熊?」
根津「ネズミか熊か、その正体は校長さ」
出久「校長ですか」
根津「所で何で住所を言いたくないのかな?」
出久「簡単には家の場所を教えたくない、知られたら駄目」
根津「それはどう言う事なのかな?」
出久「まぁそのうちわかります。僕は帰りますね」
相澤「…あぁ時間取らせて悪かった」
出久「いえいえ、それじゃあさよなら〜」
“そのまま緑谷は帰って行った。あいつはやっぱり何か怪しい。ここにいる誰もが思ったのであった”
[アジト]
出久「ただいま、死柄木君黒霧君」
死柄木「おかえりボス」
黒霧「お帰りなさいボス」
ここで終わります。それじゃあじゃあのー