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ピロロロロ♪


スマホのアラームに起こされたさゆり。


眠い目をこすりながら自然と股間に手がいく。


(ん?おねしょしてない!よかったぁぁ)


大人の女性とは思えない発言とともに体を起こす。


オムツではなくショーツで寝ていたため、おねしょなんてしていれば一大事だ。


しかし朝の寝起きの尿意の波は大きい。


(トイレ、トイレ)


言葉に出しながら部屋を飛び出し2階のトイレへと飛び込んだ。


トイレのドアを開けると水の入ったバケツとその中には小さめの雑巾のようなものが入れられてあった。


(なんだろ?)


少し不思議に思いながらも、一日ぶりのトイレでの用をたし、リビングに向かうため階段を降りていった。



母(おはよう、おねしょしなかった?)


小さい子に言うような言葉に恥ずかしくなりながらも


さゆり(してないよ、するわけないじゃん)


すこし反抗的に言い返す。


それでも母は負けていない。


(昨日、保育園でおもらししたのは誰だったかなー、オムツまでしてもらったのはさゆりって子だったきがするけど)


そう言われて言い返す言葉が出なかったさゆり。


(はやくご飯食べなさい!オムツしてほしいんでしょ!)


オムツなんてしてもらいたくはないが、昨日の今日なのでされてしまうのは仕方のないことだった。



いつもの食卓で朝食をとっているあいだも、


(ホントにオムツなの?おもらしなんてもうしないよに…)


考えてもオムツを当てられる事実は変わることはないのだった。


母(ご飯食べたわね、オムツしてあげるからゴロンてして)

(今日はオムツだけで紙パッドしなくていいから)


目を見て言っている母。


仕方なく母の体の前に準備されたオムツの横に身体を仰向けにしていく。


(オムツはするけどトイレくらいちゃんと言いなさい!いつまて迷惑かけるつもりなの!)


言いながらさゆりのショーツを脱がせた母。


(ん?ちょっとシミあるけどおねしょしたんじゃないでしよわうね!)


朝は気づかなかったが、さゆりのショーツには小さなおしっこのシミがあっておねしょほどでは無いもののチビったような小さな跡があった。


(え?ウソ?)


と見せられたモノに目を向けるとやはり濡れたあとができていて、


(ごめんなさい)


思わず謝ってしまった。


(オムツするんだからちょうどよかったしゃない)


すぐにお尻の下に紙オムツをいれおわると、前当て、そしてテープを止めていくのだった。


XXLの紙オムツをあてられたさゆりは、いつの間にか親指を指しゃぶりしているのだった。



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