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溺れる くらいに 愛して ?
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あい🍬🍭
443
#めておら
# め る .
162
藍音@低浮上
13,592
やぁ、いらっしゃい。
此処が何処かって?
そうだなぁ、わかりやすく言うと、
僕の時計台。
此処は沢山の時計を通し別次元に飛べる、異空間のようなものだよ。
カランッ
あゝ、祠様の“扉”が落ちちゃった、
なに?
この“扉”が気になるの?
いいよ、
見せてあげる。
ーーーー12年前 ーーmk3歳ーーーーーーーーー
mk)「ねぇねぇ!そこの神様!此処はどこなの?」
ml)「ん?僕?僕は神様じゃなッ…」
mk)「違うよ?此処は祠だもん!だから神様がいるの!らぴにぃがいってたもん!」
ml)「はぁ…君名前は?」
mk)「えっとねーみかさ!」
ml)「みかさ…?退魔の家か…」
mk)「で、君は何て名前なの?」
ml)「…僕はメルト。」
mk)「分かった!メルトね!で、此処はどこなのッ?」
ml)「そんなワクワクした目で見られてもなぁ…此処は僕の境界、」
mk)「えー!此処メルトの境界なの⁉︎なんで俺こんなとこいるの?」
ml)「それはこっちのセリフ、なんで退魔師の家の者が僕の境界に…」
mk)「ねぇメルトー、もう俺帰れない?」
ml)「どこに、」
mk)「家!今日らぴにぃがハンバーグ作ってくれるの!」
ml)「はんばぁぐ?嗚呼、肉の塊?」
mk)「そんなかんじ!、そっか、メルト祠にいるからわかんないんだ、」
ml)「ん、さ、もう帰りな、そのらぴにぃが待ってるよ、」
lp)【みかさー?何処ー?】
mk)「あ!本当だ!バイバイ神様ー!次はハンバーグ持ってくるねー!」
ml)「僕は神様じゃないんだけどなぁ、ま、いっか、」
ml)「記憶も消させるし、」
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はい、新作(?)です!
多分たまにしか更新しません!
ーーーーーーーーーーー12年後ーーーmk15歳ーーーーーー
mk視点
mk)「やばいやばいッ!遅刻するッ!」
今日は夏休み前の終業式。
流石に今日は生徒会長のらぴにぃの挨拶があるから遅刻したくない。
そう思いながら何時もの道を駆けている時、何時もは気に留めない様な。ボロボロの神社が目に留まった
獣道の少し奥にある苔だらけの鳥居、その奥には祠の様なものがあって、そこは蔦に塗れていた。
俺自身、一応退魔の家に生まれたから、神様にはちゃんと挨拶しておきたい。
そう、いつもは思わない思考回路で鳥居がある獣道に入ろうとした瞬間、リンッ、という甲高い音が鳴り、
目の前が白く弾けた。
今思うとらぴにぃに持たされていた“悪霊”に反応する鈴の腕輪が反応したんだと思う、でも、この時は
そんなこと微塵も思わなかった。
だって、 此処は神様がいる祠だと思ってたから。
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ml視点
リンッ
祠の中に存在する。自分の境界でゆっくりしていると、急に甲高い鈴の音が聞こえてきた。
欠伸を噛み殺しながら音がした方に歩いていくと、グデーっと伸びている…みかさがいた。
mk)「いったぁ、此処どこやねん…、」
mk)「って誰⁉︎此処の祠の神様⁉︎」
ml)「ちょ、うるさい。静かにして」
数年振りに声を出した喉は自分が思っていたよりも高い音を鳴らした。
そう思っていると、みかさが僕の方を見て何か考え込んでいた。
mk)「うーん…なんか俺と君会ったことある?」
いきなり図星を突いてくるあたり、流石退魔の一族と言うか、“消えかけ”の僕の力でかけた暗示は弱くなったのかもしれない。
ml)「さ、どーでしょ。みかさ、遅刻しちゃうんじゃない?学校?ってとこに」
mk)「え⁉︎マジじゃん!やばい!ねぇ!えーっと…」
ml)「メルト。」
mk)「よし、じゃあメルト!遅刻しちゃうんだけど⁉︎どうしたら此処でれる⁉︎メルトの境界なんでしょ⁉︎出せない⁉︎」
少なくとも僕にはできない。僕が“消えかけ”だから、自分の境界内も上手く操作できないから。
でもそれを悟られないように
ml)「さぁ、どーでしょー、」
と言う。
mk)「えー、って言ってる場合ちゃうって!やばいやばい!らぴにぃの挨拶間に合わん!」
そうみかさは手首につけた腕時計をみて焦った様にいう。
ml)「仕方ない…もし此処から出られたら僕が時間を戻してあげる。勿論お代は頂くけどね」
mk)「お代って⁉︎」
ml)「んーまだ考え中ー」
mk)「まあいっか、とりまこっからでえへんと、」
ml)「頑張れー」
mk)「それ全然応援してないやつやん!」
そういいながらもみかさは辺りを見渡し始める
mk)「そういえば俺メルトに名前教えたっけ、さっき言ってなかった?俺の名前。」
ml)「えー気のせいじゃない?」
mk)「はいはーい、そう言う事にしときまーす。」
そうみかさはぼやきつつ、出口を探す
出口なんか見つかる訳ないのに、前迷い込んだ子はもう白骨。
でも…退魔の一族だし出れるのかも。
mk)「メルト!見てあそこ!出口じゃない⁉︎光がある!」
そうみかさが指を指したのは…
ml)「ほんとだ…」
確かに僕の境界の出口だった。正規の出口じゃないけど、多分
恐らくあれは、僕の身体の制御が壊れてきたからだ。
ただでさえ“消えかけ”なのに、退魔の一族が境界に入ったから、無自覚のダメージが酷いんだろう。
さっさと出してあげたほうがいいのかもしれない。自分の為にも。みかさの為にも。
12年前…俺がみかさを外に出したように、
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mk視点
mk)「メルト!見てあそこ!出口じゃない⁉︎光がある!」
メルトの境界に迷い込んで、出口を探し始めてから約数分。何か和風の建物…奈良の五重塔みたいな形をした建物の上ら辺に太陽の光がさしている。多分あそこが出口だ、
ml)「ほんとだ…」
そう呟いたメルトを見る為に振り返ると、感嘆したような顔でメルトがその出口を見ていた。
mk)「じゃあ行こうで!」
ml)「ん、五重塔からいけば良さそうだね、」
そうメルトが呟いて五重塔のような建物へと歩いていった。
mk)「わぁ…凄…」
その五重塔は近くで見ると想像以上にデカくて、迫力があった。
そういえばらぴにぃがいつの時だか、
【神の境界にはその神に縁があるもの、怪異・悪霊の境界には因縁、トラウマなどが大きく関係してる。】
って言ってたっけ。
じゃあメルトは五重塔と縁があったんやなぁ…
ml)「んふふ、でしょ?」
メルトが自慢げにそう言いながら振り向いてくる。
mk)「なんでメルトが自慢そうなん、」
ml)「まぁ僕の境界だしー、」
そう軽口を叩きながら五重塔を登っていく。
出口が近づくにつれメルトの口数が減っていくのは気の所為なのか、どうなのか、わかんない。
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ml視点
出口が近づいていくにつれどんどんテンションが上がっていくみかさと対照に、僕はどんどん静かになっていく。
やっぱり“消えかけ”の僕は外の空気が近くなるにつれどんどん“消えてく”みたい。
まぁ仕方ないよね、自業自得だもん。
mk)「メルト!出口だよ!」
そう考えてるうちに出口の目の前に来ていた。
ml)「おー、凄いじゃん。」
mk)「でしょ!じゃあもう俺行かんと…ねぇ、メルトも外見に行かない?」
“外”、か…結局もう“消える”し、最後に見てもいいかなぁ、
ml)「じゃあ見る、」
mk)「やった!」
ml)「そんな喜ばなくていいでしょ、じゃ、いくよ。」
mk)「ん!そういえば、お代は?」
出口に入りながらみかさにそう聞かれる。
ml)「お代は…その腕時計、」
片手で時を戻しながらみかさの答えも聞かずに手に付いている腕時計をとる。
mk)「え、っちょ!?メルト!?」
ml)「僕は神様じゃない、でも…君の神様でいれたなら…よかったなぁ…」
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ガコンッ
どうだった?
側から見たらわかんないかもね、
この世界は難しいから。
え?この子はどうなったかって?
勿論、僕がその世界のみかさの腕時計
から呼び寄せてあげた。
“カルキ”が見てないと厳しかったけどね、
まぁ、いつかはわかると思うよ。
それじゃあ、君達が此処にいるとじきに出れなくなっちゃうよ?
じゃあ、またね。
コメント
1件
わあ…!めっちゃ神秘的で切ない世界観…!!😭💕 12年前に出会った“神様じゃない”メルトと、記憶を消されたはずのみかさが再会する展開、すごくエモいです…! 「君の神様でいれたなら」っていうセリフ、胸がぎゅってなった…耐久無理…! “消えかけ”の神様が最後に時間を戻してお守りを奪うシーン、切なすぎて叫びたい…! 続きが気になりすぎる…!ゆっくりでもいいので更新待ってます!!🌸