ベチャ
日本 「げほっ、」
グチャ
日帝 「中々しぶといんだな」
日本 「当たり前じゃないですか。これでも人類最強って言われてるんです」
ドン
バンッ
日本 「ぐっ」
日帝 「ははっ、やっぱこんくらいじゃしなないか」
日帝 「学園長としてと言っていたが今のお前に何ができる?囮か?」
日本 「なんでしょうね」
日本 「一応考えはあるので!」
日帝 「ほう」
日帝 「でもあと何回か本気で攻撃したら死にそうじゃないか?」
日本「私そんな脆くないですよ」
日本 「まあ少し、話をしませんか?」
日帝 「その考えというのは時間を稼がないと出来ないのか?」
日本 「そういったら?」
日帝 「まあ時間はある。乗ってやろう」
日帝 「そういえばお前は未来を見ることも出来るんだろう?」
日帝 「だから俺に、奇襲を仕掛けた」
日本 「正解です。流石ですね」
日帝 「能力をつける能力って自分で言ってたじゃないか」
日本 「あれ、そうでしたっけ」
日帝 「まあいい、何でこうなる未来を見てもっとはやめに俺を殺さなかった?」
日帝 「もっと前だったら日本が勝ってたかもしれないのに」
日本 「なんで、なんて簡単じゃないですか?」
日本 「私達には心があるんです」
日本 「まだ罪を犯していない生徒を急に襲うなんてすぐ出来るものじゃないでしょう?」
日本 「人なんて殺したことないしやろうと思っても手が震えます」
日本 「1生徒の貴方がこんなことするなんてにわかには信じがたかったのもありますね」
日本 「勇気が無かった」
日本 「罪悪感があった」
日本 「だからここまで引きずって来ちゃいました」
日帝 「……」
日帝 「何言ってんだ、気持ち悪い」
日帝 「人を殺せない?弱肉強食だろ?」
日帝 「正義ぶってんのか?反吐が出る」
日帝 「何が心があるだ綺麗事だけで生きていけると思うなよ」
日本 「……はは」
日本 「貴方、心とかないんですか」
日本 「…でもこんなに時間を稼がせてくれるなんて思いませんでした」
日本 「お陰で沢山魔力が貯まりましたよ」
日本 「ッ、」グチャ
日帝 「考えってまさか」
日本 「醜く死んでやるって言ったじゃないですか!!」
日帝 「やめッ、」
日本 「さようなら!日帝さん!」
グチャ
日帝 「………なんともない…?」
日帝 「命を授ける程の強魔法なのに、?」
日帝 「…まあいいか、勝手に死んでくれたし」
チャプ
ベチャ
日帝 「…国連」
スッ
国連 「どうしました?」
日帝 「最後のタスクだ」
国連 「!はやかったですね」
日帝 「学園長を殺したんだ。いずれバレる」
日帝 「なら先にやってやろうって思ってな」
国連 「もういいんですか?」
国連 「学園生活は」
日帝 「…俺には無理だったもな」
日帝 「なにもわからなかった」
国連 「……そうですか」
日帝 「!」
日帝 「おーおー囲まれてんねー」
「きた!いくぞ!お前ら!!」
「かかれ!」
キィン
日帝 「日本の見た未来を共有したって所か」
キィン
日帝 「面倒くさいことをしてくれるな…」ボソ
「日帝!!」
アメリカ 「お前、どうしたんだよ!」
イタ王 「何してるんね…!」
アメリカ 「学園長は!?」
日帝 「…」ポタ
アメリカ 「その血…」
アメリカ 「まさか」
ナチス 「日帝…」
日帝 「………」
アメリカ 「ッ、なあ!」
アメリカ 「能力のこととか何で無能力名乗ってたのかなにも教えてくんなかったけど」
アメリカ 「友達だと思ってたの俺等だけかよ!」
アメリカ 「なんでこんな事するんだ…!」
「はッ、!」
ゴンッ!
キィン!
ロシア 「お前ッ、!目ぇ覚ませって!」
イギリス 「操られてるんですかッ?!日帝さん!」
日帝 「操られてる?そんなわけ」
イギリス 「でも、貴方はそんな人じゃ…!」
ナチス 「それが無能力って嘘ついてまでやりたいことか…!?」
イタ王 「お願いだからやめてなんね!」
キィン
日帝 「うるさい…!」
日帝 「こっちのこと全部わかったような口して」
ナチス 「ッ…」
日帝 「こっち怒りとか驚きとかのうざったい感情しか残ってないんだよ!」
「感情論で語りかけてくゴホッ」
日帝 「ゴホッゲホッ」
ベチャ
日帝 「…血?」
コメント
3件

マジで続き気になるわ…
昨日から読み続けて、ようやくここまで読めたのですが、途中から「え?え?」と声が出てしまうほど入り込んでしまいました...ありがとうございます。このようなお話で、祖国様がタヒんでしまうのは読んだことがなかったので、斬新?でした、続きお待ちしております🙇♀️
まさか...日本...日帝とおなじようになるものかけ自分の犠牲を...?!! 続きありがとうございます!✨