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私は物心ついた頃から、この個性社会が嫌いだった。
どれほど強い個性でも、
どれほど目立った個性でも
私は無効化してしまう。
この個性が
自分が嫌いだった。
けど、
ここまで連れきたこの白い髪の人は____
「俺のだからお前ら手ぇ出すなよ」
そう言って、私の肩を組み自分の元へ引き寄せる白い髪の人。
なっ……///なんなの!?!?
そしてこの周りにいる皆は!?!?
キョロキョロと周りを見渡していると
ギュッッッ!!
金髪の可愛い女の子が私の手を握る。
「私っ!トガです!トガヒミコ!!
かあいい女の子好きですっ!!あなたとってもかあいいから好きです!お友達になりたいです!」
続いて、全身タイツ……?の人も口を開く。
「あっずりーぞ!トガちゃん!俺の名前はトゥワイス!覚えてやってくれよな!俺だって友達になりてぇよ!友達なんかなりたくねーよ!」
えっと……なりたいかなりたくないかどっちだ!?
はてなマークを浮かべていると
トカゲの見た目をした人が口を開く。
「俺はスピナー、
こっちは……」
壁に寄りかかる顔の半分が……火傷のあと?
「荼毘。」
その人はそれだけ言う。
名前……一気に覚えられないよ……
それに、
『ここは……?』
と
口を開いた時だった。