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楽の付き添いの元自分の家に行き必要最低限の荷物をまとめて拠点に来てから4日。私が A級抹殺対象になってから1週間。ここまで殺連関連の人と会っていない。楽達の仲間になっても私は現場ではなく拠点で情報収集などをしてる

鹿島、有月、楽が交代交代で拠点に残ってくれている。そんなある日有月が行きたいところがあると言って久しぶりに外に出た。どこ行くかなどは聞いていなかったがどうせ聞いてもいい所では無いと思っていたが、連れて行かれた場所はカラオケだった。

「ここで何すんの?あの2人は?」

私がそう聞くと有月は

「カラオケ来て見たかったんだよね、楽と鹿島はあとからここに来るよ」

そう言って曲を入れ歌い始めた。正直2人で盛り上がるかは不安だったが有月は思ったよりマイナーな曲を歌い出して面白かった。有月が1曲歌い終わると楽と鹿島が来た。

「さっき歌ってのボスっすか?そーゆの知ってるんっすね」と私とほぼ同じ感想楽が言う。




有月の様子を見る限りただ歌い為だけにここに来た訳では無さそうだが話を一行に切り出さない。痺れを切らした私は鹿島が歌ってるタイミングで

「話あるなら早く喋ってくれない?」と有月に聞く。ジュースを飲んでいた有月はこちらを見たあと、口からストローを離し

「スカウトをしようと思っていてね」と有月は言う。その一言で楽と私は目を合わせた。

「ボスが決めることじゃないっすかそれ」

「うん、わざわざ聞く必要ある?」

私たちがそう聞くと有月はそうか、と言ってまたジュースを飲み始めた。多分数週間後にはまた人が増えるんだろなぁと考えながら鹿島が歌ってるとこを写真におさめる。







その日の帰り私は有月から

“VRゴーグルと人を遠距離操作できる埋め込みタイプのチップを作ってくれないか”

と 言われた。面白そうだから二言返事で了承した。私の専門は情報だが物作りも似た様なもの

設計などを私が考えてあとは鹿島に任せれば出来上がる。


「ほら、できたよ」

そう言って私はVRゴーグルとチップを有月に渡す。有月はそれを貰った後

「人を探して欲しい。」

条件は?と聞く私に対して

「耐久性がある人だと誰でもいいよ」

そう言って出て行ってしまった。

要するにその人にチップを埋め込んでそいつを楽が遠距離操作して試験に居る強いやつをスカウト、と言った感じの計画だろう。

それを考えて私も早速選別を始めた。



情報屋と殺し屋さん達

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