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真っ黒な翼は闇堕ちする

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真っ黒な翼は闇堕ちする

3 - #3 艱 難 辛 苦 の 愛 情 を .

♥

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2024年06月30日

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やほやほ!

昨日は続き作れなくてごめんね!

時間なさすぎて…

それと、説明で書いてなかったんだけど、フォールンエンジェルで生えた翼は他の人には見えていない設定だよ!

それじゃ、れっつらごー!


⚠注意⚠

太中?

↑ほぼ要素0

織中 BL

太宰が暴力的

中也可哀想

切ない


太宰「 」

織田作【】

中也『』

中也side


誰か助けて…

だが、そんな声は届くこと無く、太宰の拳から出る鈍い音にかき消された。

ゴンッ ガッ

『あ゙っ…ぅ゙っ…』

痛い…辛い…怖い…

「なんで…なんで私じゃ無いの?!」

太宰は涙を流しながら俺を殴っていた。

あいつも、苦しい思いをしてるんだ…

俺も少しは我慢しないとな…

これくらい耐えて、少しでもあいつのストレスが消えるといいな…なんて…

「ねぇ…なんでなの…?!」

ガゴッ

『ぅ゙あ゙っ…ぐっ…』

『ごめん…ごめん…だざいっ…』

そう言うと、太宰の手が止まった。

「…はぁ、」

ドンッ

太宰は溜息をついた後、俺を軽く蹴った。

『い゙っ…』

「今日はこの辺で止める」

「じゃあね」

ガチャン

あいつはあっさりと帰っていった。

『嗚呼、やっと終わったんだ…』

そう思った頃には体中から酷く痛みが伝わっていた。

俺はさっきまでやっていた仕事に戻った。

すると…

コンコン

いつものあの音が聞こえた。

『ヒュッ…』

俺は思わず息が止まりそうになった。

また…太宰が…?

俺は恐る恐る扉を開いた。

【急に悪いな。今時間あるか?】

そこにはいつものあのポーカーフェイスで立っている織田が居た。

『ぇ…?っあ、時間?あるぜ…?』

俺は少し安心した。

殴られなくて済むんだ。

【じゃあ、少し話さないか?】

『いいぜ。俺の部屋でいいか?』

【嗚呼、構わない】

あいつはあっさりと了承してくれた。

『じゃあ、中入ってくれ』

【お邪魔します】

何気にこいつを部屋に入れるのは、これが初めてだった。

『あ、今お茶とか出せねぇんだ』

【大丈夫だ。気にしない】

『すまんな…』

太宰が来た時にお茶が出せないと全く申し訳ないと思わないのに、織田にはとてつもない罪悪感が湧く。

あ、そういえば話をするんだったな…

『あ、話すんだろ?ここに座ってくれ』

【ありがとう】

それから俺達はずっと、長く、話していた。

気がついたら時計は10時を指していた。

『あ、もうこんな時間か…』

【すまんな、長居して】

『大丈夫、気にすんな。楽しかったぜ!』

【それは良かった】

いつもポーカーフェイスを貫いているあいつが、少しだけ口角を上げた。

それが、俺にはとても嬉しかった。

俺はあいつを玄関まで送る。

『じゃあな!またいつでも来てくれ!』

俺はあいつに手を振った。

【嗚呼、また来る】

あいつは軽く手を振り返してくれた。

すると、あいつの後ろに誰かが見えた。

…太宰だ。

2人が合流して、楽しそうに話している。

太宰は俺の方を見ては鋭い眼光で睨み付けてきた。

『!ヒュッ…』

その瞳は俺を酷く不安にさせてきた。

俺はすぐさま自室へ戻った。

『ハーヒュッ…ヒュー…』

息が苦しい。


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