この作品はいかがでしたか?
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あれから、卒業まで、せっかくだからと、少しずつ、教室にも入ってみたりして、
道長くんのおかげで、話してくれる子もいて。
こないだ、ケーキやさんで会った子。
悠太くんと一緒にいた、女の子。楓ちゃんていうんだけど、最初はかなり感じ悪くて…戸惑ったけど、今は、少しずつ、話せるようになった。
道長くんが、2人には説明してくれて。
クラスの中にはからかう人もいて。
でもその都度、道長くんと、悠太くんが注意してくれて。
だから、少しずつ、教室ですごせる時間はふえた。
でもやっぱ気は使うから、午後からはいつもの別室にいったり、きつくなったら行ったりしてた。
昼休みは、4人で別室でご飯たべてた。
せっかくできた友達だけど、私は別の高校行くから、別々になっちゃう。
そして、今日は卒業式。
やっと、学校生活を楽しめるようになりだしたのに…
お母さんにも、連絡したけど、連絡とれなくて。
涼宮先生と迎さんが、卒業式はきてくれてる。
みんなも来たがってたけど、みんなで来ちゃうと、いろいろ大変だから(笑)
迎さんは、写真撮るためにくるって(笑)
無事卒業式がおわり、記念写真も撮ってもらった。
親代わりみたいなもんだから、涼宮先生と、撮ってもらった。
あと、もちろん、道長くんと、悠太くんと楓ちゃん4人でも。
来週は、みんなのLIVEがある。
道長くんと、参加する予定。
でも、せっかくだからって、悠太くんと、楓ちゃんも誘っておいでっていってくれて、4人で行くことに。
お母さんもLIVE誘ってみたけど、やっぱり返事がない…
私「はぁ…」
深谷「どしたの?ため息なんて」
私「ん…お母さんと連絡とれない…」
深谷「え?」
私「卒業式もきてなかった。」
深谷「まじ?」
私「うん。LIVEも誘ってみたけど、返事ない…」
深谷「心配?」
私「ん…なんか嫌な予感ていうのかな、落ち着かない感じ?」
深谷「……そっか。宮ちゃんには話した?」
私「ううん…」
深谷「宮ちゃんに聞いてみたら?何か知ってるかもよ?」
私「わかった」
そう言われて、聞いてみることにした。
でも、先生も知らないって。
なんだろ。不安でしかない…
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