ハァァァやっと本軸に入れそうで安心してるストレス溜め込み人です。テスト期間なのでさらに投稿ペース落ちると思います。すいません。テスト捨ててでも頑張ります。それでは、スタート
突然だが今の状況をわかりやすく説明しようと思う。
まず、爆発が起きたので、フードの彼とわかれて急いで城に戻った。そして、爆発場所はわからなかったが、とりあえず使用人の寮は全壊といっても過言ではない程に被害をこうむっていた。使用人は自分以外死亡もしくは重傷の為仕事は出来なくなった。多分敵国の仕業だろう。つまり自分は,,,
「残念だけど、これからワンオペしてもらう事になった」
トップの艿兎様からそう言われた。わかっていた。わかっていたとも。だからといって少しばかりの抵抗はさせてもらう!普通に考えて城ワンオペなんて実質死刑宣告のようなものだから!
「,,,とりあえず、自分しか動けないので仕事が増えるのは仕方無いと思います。が、なぜワンオペなのでしょうか?新しく雇う事も出来るのでは?」
「理由は2つ。1つ目は今新しく雇うと、新人教育の仕事も追加されること。私や幹部、部下達は使用人の工夫を知らないから,,,君が教えるしかない。教えれる?大人数に、仕事しながら」
「,,,難しいですね。保証はできません」
「2つ目,,,単純にお金がない!」
「,,,え、そんなに切羽詰まってましたっけ?」
「殉職だから遺族にお金渡したり、重傷人の治療費負担してたら,,,ちょっと,,,ね」
やはり艿兎様は律儀だな尊敬するなと現実逃避しつつ残っている仕事のリストを貰い、優先順位をつけ会議室を後にする。因みに出掛ける前に文翔様に呼ばれていたが、緊急事態なので後日となった。
さて、まずは料理の下準備を済ませてしまおう。用意するのは昼食だが、そのまま晩御飯に回せるような食事にしたい。勿論低コストの。少し考えた結果、何回か作り置きして変える事に決定。食品を探すと、肉や魚、野菜が大量に入っている。とりあえず今日は魚料理にしよう。多少じみでも自分の本来の担当は掃除と接待。文句を言われる筋合いはない。
手を洗って料理の準備をする。時だった
「あっ君が無事なメイドさん?」
沐様だ。何をしに来たのだろうか
「こんにちは沐様。何か用でしょうか?」
「もくね?ドッキリしたいの!」
「ドッキリ,,,ともうしますと?」
「もくも料理作る!」
これはまずい。料理中に怪我でもさせたら自分の首が吹き飛びかねない。けれど幹部の意思なので断れもしない。
「えっと,,,それじゃあ、一緒にあら汁でも作りますか?」
「あらじる?」
「魚のアラを使った汁物です」
「喉刺さる,,,?」
「骨がないのもあるので、そこらへんは運ですね」
というわけで三枚おろしにして、鮭を煮込む。沐様には野菜を入れて混ぜる作業をやってもらった。本当は刺身を作ろうと思ったが、幹部の皆様には魚を生で食べる文化がないのを思い出して、素直に鮭を焼いておく。朝には解しておにぎりとして使おう。確か遠征にいく隊があったはずだ。
「これ沐が作ったの!?美味しい!」
「えへへ~頑張ったよ!」
「あぶねっ骨刺さるとこだった」
「,,,チッ」
「おい葵?」
あら汁は大好評だった。焼き鮭に関してはノーコメントだったが、批判よりはマシだろう。後は掃除に洗濯に,,,テキパキやろう。うん。
コメント
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わんおぺえええw うおおおおおおおおお あらじるふんごおおおおおお💪🏻