コメント
13件
え、最高👍
すげぇ…天才すぎます……! 大好きすぎる…最高だぁ…… 賞賛すべき作品だッッッ!
かいとさん!
即席小説書けましたよ!
かいとさんが好きって言ってた(多分)アメロシです!
それでは、行ってらっしゃい🌀😆🌀
“愛は時に執着になる。”
聞き覚えのある言葉。
親父に何回も言われた事のある、聞きあきた言葉。
そんな言葉がテレビで流れる。
親父が出ているからだ。
親父が出ているだけで嫌になるのに、こんな嫌な言葉も聞くとは…最悪だ。
俺はロシアが好きだ。凄く凄く大好き。
もちろんそれは恋愛的に。
だから俺はうざがられたって話しかけに行くし、自分から喧嘩を売ったりしている。
自分も、相手からも、喧嘩を売っては買ってを繰り返しているからか、いつの間にか俺達は不仲キャラだと思われていた。
でも、それは嫌ではない。
皆、ロシアの事が怖くて話しかける事ができない。
でも俺は話せる。それはいつも喧嘩をしているからこそ、実現できている。
でも最近、それだけでは足りなくなってきた気がした。
ロシアを知りたい。ロシアの色んな顔が見たい。ロシアの全てを理解したい。
そんな歪んだ感情が時折でてくる。
ロシアを完全に理解できるのは俺だけ。
そうしたい。だから俺はロシアを俺の目の届く所にずっと居させてあげて、ロシアの全てを理解してあげる事にした。
数日後、俺はロシアを家に呼んだ。
そして地下に誘導して、位置情報アプリをスマホに入れて、ロシア自身にも付けて…
出来る限りの事をやってあげた。
なのにどうしてだろう?
ロシアは少し涙目になっていた。
そんなロシアの綺麗な目に、包丁を入れてあげた。汚いものを見させない為に。
そして手足には鉛がついたわっかを付けてあげた。自殺行為をさせない為に。
…嫌な言葉だ。
思い出しただけで吐き気がする。
これは執着じゃない。守ってるんだ。
そう自分に言い聞かせ、部屋を出ようとした
そしたら急にロシアが
“お前、恐いしキモい。狂ってる。”
そう毒針をさしてきた。
ちがう。狂ってなんかない。
ロシアを汚物から守ってるんだ。
…ロシアが小刻みに震えている。
気付いたらいつの間にか俺も震えていた。
どうしてだろう?
自分でもわからない。もう何もかもどうでもいい気がして、
ロシアに嫌われて、親に言われたことすら聞けない。
存在価値が薄れていく。
どうせなら…
そういう感情を抑える為に、ロシアにすがる
どうしたらいい?どうしてたらよかった?
そう、ロシアに聞いてもわからない様な事ばかりを聞いた。
ロシアにはもう喋る気力もないのか、小さいかすれた声で俺に言った。
「ごめんな、俺はお前の事を救ってやれなかった…」
そう言われた瞬間、壊れたみたいに涙が出た
声を上げて、目が腫れるまで泣いた。
俺は馬鹿だ。
好きな人の感情も汲み取れない。
ロシアはもう息をしていない。
殺してしまったんだ。
ごめんなさい…
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…
自分を責めている間に、ドアが開いた。
ドアの方に目をやると、そこには親父がいた
親父は俺にこう言った。
「だから言ったでしょう。”愛は時に執着になり、時に狂気となる。”と」
あぁ、最初から間違っていたんだ。
俺が親父の言うことを聞かないから。
もし時間を戻せたら、俺は救われただろうか
ロシアは死なずに済んだのだろうか。
俺はそんな感情を胸にしまって、包丁を心臓部あたりに刺した。親父がなにか言っている。でも聞こえない。
俺は、最後の力を振り絞って、親父に感謝と謝罪をした。
どうでしたか?
ちょっと長かったし、結構時間使ったから即席って言えないかも💦
でも40分とかそこらかな…?
それでは!スクロールお疲れ様でした!
バイバイ➰👋😃