テラーノベル
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#創作
みこ
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天使は人を幸せにするのがお仕事です
最近天使になったその子は、
他の天使よりも人を幸せにするのが好きな子でした
その子は自分の命や、身体を危険に晒すことはありませんでした
そんなことをしなくとも人を助け、
幸せにすることができたからです
ある日 天使は座り込んで泣いている人を見つけました
その場所は墓地でした
「ああ、大切な人が亡くなってしまったんだな」
と思いました
天使はその人に近づき話しかけました
その人は幽霊でも見たかのように驚き、
声を上げて縋るように泣きました
天使は人を幸せにすることがお仕事です
これでは、お仕事が終わりません
天使はとても悩んでいました
悩んだ結果
やはり本人に聞いた方が良いと思いました
その人の願いは
『もう何処かに行かないで欲しい。
ずっとそばに居てくれ』
という願いでした
しかし、天使は他の人たちも幸せにしなければなりません
「ずっと傍には居られないけれど時々話に来る」
そう天使は伝えました
その人は黙ってしまいました
天使は心配そうに近づき顔を覗きました
その人は何か思いついた顔をしていました
その人は
『もうキミに会えなくなるから、最後に羽に触れたい』
そう言いました
それで幸せになるのなら、と天使はその人に羽を見せ触らせました
グチャッ
そして、テンシはその人とずっと一緒に居ましたとさ。
めでたしめでたし
コメント
4件
やばい久しぶに天羽さんの小説読んだ。すっごい、え…?っていう衝撃がすごくて、「最後に羽を触らせて」がほんとに最後なんだって思った。ちょっと語彙力なくて変になってるかもだけど…天才です。
絵本っぽく書いてみました。
天使の純粋さが逆に怖くなる話だった…!「ずっと一緒に居てくれる」っていう執着の願い方に背筋が寒くなったし、最後の《グチャッ》の衝撃がヤバすぎて一瞬言葉失ったよ😭 しかも「めでたしめでたし」で締めるの、皮肉が効きすぎてて鳥肌が立った…。短いのにずっと心に残る、すごくエモいメリバだった!✨