テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
spring四代目
1,121
#ヤクザ
夏目萌*優しい彼~コミカライズ
2,849
陽向
133
ゆー
686
釧璃 「お嬢、食べ終わったか?」
襖が開く
咲良 「ん、」
釧璃 「全部食べてるな、じゃあこれ返してくる」
咲良 「…うん」
釧璃はお盆にお皿とお箸をおいていく
釧璃 「明日少し用事ができたので、ここにこれないから。時間があれば来るかもしれんが、」
咲良 「…ん、」
釧璃 「いつも通り外に出るときは誰かを呼んでくれ」
咲良 「わかった。…ねぇ、」
釧璃 「なんだ?」
咲良 「命ってなんだと思う?」
釧璃 「いきなりどうした?」
咲良 「…本にそういう内容が出てきたの」
釧璃 「さっき読んでた本か? 」
首を振る
咲良 「また違う本、、釧璃の命とはなに?」
少し考える素振りを見せ
釧璃 「そうだな~、絶対に自ら手放さなせないもの。かな?」
咲良 「…そう。ありがとう」
釧璃 「難しい本ばっかり読んでないで早く寝ろよ。おやすみ」
咲良 「ん、」
そう言うとお盆を持ち本邸にある厨房へと向かった
咲良 (…手放せないもの、か、私には考えられないな、)
女中が入ってくる
菊 「お風呂の準備が整いました。」
咲良 「ありがとう。菊」
菊 「いえいえ。」
菊はゆっくりと私の後ろを歩く
菊 「今日はよく冷えるのでお湯は少し高めにいつものように露天風呂にいたしました」
咲良 「ん、」
脱衣所に着くと素早く帯を解き
着物を脱がせてくれる。
菊 「どうぞ。」
扉が開く。露天風呂にはお湯が張られてある
まだらが飛んでくる。
お風呂は意地でもはいらないのに、私を守るために来たんだろう。
ふと、歩きながら思った
釧璃 (どうして、さっきお嬢はあんなこと質問したんだ?)
いい考えは浮かばないまま本邸に着く
本邸の中は明日のことで少し空気が硬かった
厨房につく
釧璃 「お皿持ってきたぞ」
料理人 「ありがとうございます。そこにおいておいてください」
この時間の厨房内はいつもバタバタしている
釧璃 「わかった。」
組長室に向かう
釧璃 「組長、失礼します」
組長 「あぁ、」
組長 「どうかしたか?」
釧璃 「少々気になることが」
組長 「なんだ?」
釧璃 「夕食終わり、お皿を取りに行こうとお嬢の部屋に向かいました」
組長 「あぁ、それで?」
釧璃 「そこでお嬢が、命ってなんだと思う?と聞いてきました。」
組長 「まぁ、…こういう世界にいればそういうこともよくきになってくることもあるだろうし 別に気にすることではないだろう?」
釧璃 「そうなんですが、少し胸騒ぎがして」
組長 「…お前のそれは洒落にならん、 」
大きなどこか憂いを帯びた、ため息を一つつき
組長 「お前に任せる。」
釧璃 「わかりました。では失礼します」
組長への報告も終わり自分の仕事も終わった。
組員 「釧璃さん、そろそろ休まれたほうが」
釧璃 「…あぁそうだな」
仕事を終え自室に向かう
自室に着くと 流れるようにベッドに倒れ込む
そのまま意識を手放すように眠りつく
どうでしょうか?
まぁまぁ上手くできたと思います。
ではばいばい(^^)/~~~
コメント
3件
うわ、このエピソードめっちゃ空気感ある…!咲良がふと「命ってなんだと思う?」って聞くシーン、めちゃくちゃ刺さったわ。釧璃が「絶対に自ら手放させないもの」って返すところ、組長に報告するほど気にかけてるのも含めて、二人の関係性がじわじわ伝わってきて良い。 で、最後の展開、釧璃の「胸騒ぎ」が当たってそうで怖いんだけど…次どうなるんだろ?めっちゃ気になるわ🔥