テラーノベル
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こんにちは!くらげですっ!今回は久しぶりのノベルです!ショート連載になる予定です!CPは安定の水青ですね。水青は最高だ、神だ、もっと増えてくれ(((
ちなみに今回は僕の二周年の記念で連載開始します!実はさっき家族で初めてのコストコに行ってきました!すごく楽しかったです!✨
合計で3万6千円ぐらい買ったんですけど、半分くらい僕が欲しいって言ったものの値段で大変両親に申し訳ないです👉🏻👈🏻💦
まぁ、そんなことはさておき注意書きですっ!
※注意⚠️
こちらの作品は
・irxs
・BL
・水青
・学パロ
の要素が含まれます。
上記のタグに見覚えのない方は
閲覧をお控えください。
また、コメント欄では
検索避け(例:🤪くん、青くん)の方
よろしくお願いします。
※ご本人様、及び関係者の方には
一切関係ありません
今回の連載は白さんと黒さんは出てきません!
青視点
透き通るような青い空の下、俺は学校へ向かう。初夏の訪れを感じさせる生暖かい風が頬を優しく撫でる。木々も青々と明るい表情の葉を付けとる。忙しなく仕事ヘ向かう途中らしきサラリーマンたちを横目で見ながら、早起きの甲斐があるゆとりのある登校時間を楽しむ。雲の隙間から顔を出した太陽の輝きに目を細めたりしながらもそこまで長くもない道のりを歩いていく。
青「着いた…」
まだ時間も早いこともあってそこまで生徒がおらん中俺は教室へと向かう。足早に、それでいて安全第一で。きっと教室には俺と同じように毎日早朝登校しとる桃色のアイツがおるはずやからや。
ガラガラガラ
青「おはようございます」
桃「おはようまろ〜!」
そう言われながら例の桃色のアイツから半ばタックルのような熱烈なハグを受ける。
青「ぅお!?」
桃「今日も早いね〜」
青「ないこが言えたもんやないやろw」
桃「あははw、確かにwww」
全くないこは少し抜けとる。これが残念イケメンか、なんて思いながら荷物整理をする。今日提出の課題はないため、特に問題なさそうや。
桃「ねぇ、まろ〜?」
青「ん?なんや?」
桃「今日弟の学校に迎えにいく予定なんだけどさ、まろも来る?」
青「え、流石にお邪魔ならん?」
桃「いいのいいの!弟に友達紹介したいんだよ!」
青「まぁ、そういうことなら…」
ないこには一個下の弟さんがおって近くの男子校の一年生や。俺らの学校からは徒歩5分ちょいや。所謂姉妹校らしい。なんだかんだ仲が良くてよく交流イベントが開催されとる。生憎俺は参加したことないから詳しくは知らへん。ないこならなんか知っとるかもしれん。
そういえば紹介し忘れたが、彼の名前は内藤ないこ。桃色の少し癖のある髪と輝く瞳に大量のピアスと着崩した制服が特徴や。高校一年の頃に出席番号が前後で仲良くなったんや。それ以来ずっと親友や。俺らは見た目こそは真逆やけど、性格の相性はかなりいい。
そしてないこはこの見た目の割にうちの学校の生徒会長をやっとる。俺も生徒会に誘われたけど、自分には荷が重いから断らせてもらった。あの時の捨てられた子犬のような悲しがる顔を忘れることはないやろう。
「…ろ、、、まろ…」
桃「まろッ!!」
青「…はッ」
ないこに言われて微睡んどった 意識が一気に現実に戻って来た。どうやら考え事のしすぎで自分の世界に入ってもうたようや。
青「ごめん、ぼーっと しとった…」
桃「大丈夫…?」
青「おん!なんでもないで!」
桃「そっか、もうすぐチャイムなるから座りな?」
青「あ、おん!」
俺は急いで自分の席へ向かった。
「「さようなら!」」
青「ふぅ〜…」
やっと放課後になった。相変わらず授業は面倒くさい。眠気と戦いながら授業を受けるんは普通に疲れる。俺はないこと約束をしていたことを思い出し、ないこの元へ…
向かおうとした。しかしそれは阻まれた。
「いふくんっ!ちょっといいかな? 」
青「ん?何か俺に用かな?」
クラスの女子に止められてしまったからや。
「いふくん、この後空いてる?もしよかったら一緒に帰らない?」
やっぱり帰りのお誘いやった。
青「あー、気持ちは嬉しいんだけど今日は先約がいるんだよね 」
「あ、そうなんだ、、、」
そんな明らかに悲しそうな顔せんといてほしい。なんか俺が悪いみたいやん。でも、先約がいるんはホンマやししゃーない。
「それって女の子…?」
青「そんなわけないよwないこだよ!」
「…そっか!いふくんとないこくん仲良いもんね!」
青「うん、親友だよ!」
相手がないこやから納得してくれたらしい。多分他のやつやったら終わっとったと思う。俺とないこは何故か学園イケメンランキング1位と2位、と言われとる。ちなみに俺が一位でないこが二位らしい。俺的にはないこのほうがかっこええと思うけどな。
桃「まろ〜?」
青「ごめん、俺もう行くね!」
「うん!時間取らせちゃってごめんね! 」
青「いいよいいよ!」
上辺だけの会話を済ませ、ないこの元へ向かう。
青「ごめん、待たせた!」
桃「いいよ、全然w」
桃「まろが女の子に声かけられるなんていつものことだし!w」
青「まぁ、せやな…」
ホンマ何でこんなに話しかけられるんやろ、、、
桃「さすが学園の王子様だね!w」
青「何で俺、王子なんやろ…」
桃「そりゃ一番かっこいいからでしょ」
青「え?」(自分の顔面偏差値に気づいていない)
桃「さすがまろというか、なんというか…」
青「、?」
よくわからず首を傾げる。
「「キャー!♡」」
何処かからか女子の甘い声が聞こえる。なんでこんなに叫んどるやろう…?
桃「まぁ、行こうかw」
青「おん!」
青「おぉ…!」
俺は思わず感嘆の声を上げる。近くにある男子校…もといないこの弟が通う学校は、私立高校でかなり綺麗や。制服は俺らの学校は学ラン・セーラー服やけど、この学校は白のブレザーや。門も大理石で出来とって高級感が溢れとる。さすが超名門私立男子高校。
「ないくーん!」
桃「りうら!」
向こうから真っ赤な燃えるような髪にルビーのようなキラキラと光る瞳をした少年が走ってくる。前髪はポンパになっとるけど、顔立ちは何処かないこに似とる。あれ、もしかして…
桃「あ、紹介するね!この子はりうら!俺の弟!」
赤「初めまして!ないくんの弟の内藤りうらです!」
青「初めまして、お兄さんの親友の猫宮いふです。」
赤「あ、もしかしてまろさんですか!?」
青「まぁ、あだ名はまろやけど…」
赤「やっぱり!よくないくんからお話聞いてます!」
青「そうなんや、、、」
そう言いながらないこをチラッと見てりうらくんに見えないように軽く睨む。
桃「いや、大事な親友なんだから話すに決まってんじゃん!」
青「まぁ、それもそうか…」
危なかったぁ、と言うないこの声は聞こえてないフリをしたろう。
青「てか、りうらくん」
赤「はい!なんですか?」
青「俺に対して敬語やなくてええで?」
赤「いや、さすがに年上ですし…」
年の差もあって渋っとるりうらくん。俺が敬語で話されるん苦手なだけなんやけどなw
桃「まろ敬語苦手だからさ!親交の印として敬語外してあげて?」
赤「わかった…」
赤「ねぇ、まろって呼んでいい?」
青「おん、ええで」
赤「りうらのことも呼び捨てでいいよ!」
青「あ、ホンマ?やったらりうらって呼ばせてもらうな」
赤「うん!」
りうらく…いや、りうらは明るくていい子や。やっぱりないこの弟なんやなって感じた。
「りうちゃ〜ん!!」
何処からか可愛らしいりうらを呼ぶ声がする。
「姫!」
「姫、りうらちゃんなら門のところにいるよ」
「あ、本当!?ありがとう!」
「「う”っ…」」
姫、と呼ばれるその少年の笑顔に周りの生徒はダメージを食らっとる。俺もかわええな、と率直に思った。
赤「あ、いむ!」
「りうちゃん!置いていかないでよ!!」
いむ、と呼ばれた人物はりうらに話しかけた。内容的に二人は友人、なんかな?
青「えっと…」
赤「あ、ごめん、まろ!話ついていけてなかったよね?」
青「おん…」
桃「せっかくだし、まろも自己紹介しなよ!」
青「せやな」
お互い名前わかったほうがええもんな。
青「初めまして、りうらの兄の親友の猫宮いふです。よろしくな!」
水「はい!初めまして!りうちゃんの友達の稲荷ほとけですっ!」
俺はその笑顔に心奪われた。
青「ほとけくん!好きです、付き合ってください!!」
水「え… 」
赤と桃「「えぇ!?」」
俺は人生で初めて一目惚れをした。
コメント
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あのあとどうなっちゃうの!?