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壁山がいなくなる、という事件があったものの、試合が始まった。
帝国は雷門を遊ぶように試合を展開しようとした。帝国の攻撃が始まった。
四之宮は、MFでその様子を観察した。
先程まで雷門が細かくパスを繋ぎ、帝国のゴールへと出たが、ギリギリ入らなかった。
(「帝国はなにか仕掛けてくる。」)
四之宮はそう感じ、積極的に前へ出ることはなく、静かに帝国を観察していた。
キャプテンである鬼道有人がボールを足で抑えながら不気味な笑みを浮かべた。
「帝国のサッカーをはじめる。」
サッカーコートを見ていた光明院は、その言葉に立ち上がり、木に寄りかかる。
「……このか。」
四之宮を呼ぶ光明院は心配そうにMFの守備位置を守る、四之宮の後ろ姿を見つめた。胸を掻きむしるように胸元のリボンを右手で握りしめた。