この小説は一切ご本人様に関係ありません。
いわひら
em→s(星辰)
⚠息抜き雑⚠
⚠微ネタバレ含⚠
わんく
彼は神なる声が聞こえる人間。
つまりは神の代弁者であり、使者でもある。
何をしても報われず、救われぬ者達が彼の元に訪問すれば
必ずとも、その者に救いを差し伸べられる。
迷える仔羊達よ、この教会に訪れれば必ずとも幸福が舞い降りることであろう。
神は実在するのだ、神の使いとしてこの世に舞い降りて来てくれた彼に、今日も、祈りを捧げるのだ。
さすればきっと、その者は報われる。
大丈夫、
さすればきっと…、、
彼が助けを差し伸べてくれるであろう…。
迷うな、
彼は神も同然なのだ。
祈りを、
捧げろ。
s「…ちがう、僕は神なんかじゃない。」
…え?
何を言うのです教祖様。貴方は神の代弁者でその使者であるのなら、
貴方様は神も同然なのです。何も違わない、この教会に訪れ祈りを捧げる信者は…
皆家族になるのでしょう?
そして、その家族には幸せが訪れるのでしょう。貴方様は神も同然なのだ、
いや、ほぼ神と言っても過言ではないのです。だから今日も、憎ったらしい彼奴等に、
祈りを捧げましょう?そして…私達家族を不幸にした者に、どうか天罰を。
天罰をお降し下さい、お願いします。
教祖様、
どうか、天罰を。
お祈りを、お願いします。
終わり。
自我が無くなるほどの狂信者って…良いよね。
では、次の投稿でお会いしましょう。