テラーノベル
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あっきぃ 「……よし、消毒終わり。ぷりちゃん、頑張ったね」
消毒の痛みに耐えたぷりっつだったが、まだ心の恐怖が消え去ったわけではなかった。
壁に背中をピタッと押し付けるようにして座り込み、血で少し汚れてしまった5人のぬいぐるみを、まるで命綱のようにギュッと抱きしめ続けている。
その時――。
(ピコン……)
暗い室内、床に置かれていたぷりっつのスマホの画面が明るく灯った。
画面に浮かび上がったのは、SNSからの通知メッセージ。
@xxxx 消えろ
@aaa いらない
@nnn お前なんか居なくなればいいのに
容赦ない悪意の言葉が、ロック画面越しにハッキリと浮かび上がっていた。
もちろん、その画面はぷりっつだけでなく、周りにいたメンバーたちの視界にも入ってしまう。
ちぐさ 「……っ! これ……っ」
あっと 「……くそが……っ!!」
メンバーの顔に激しい怒りと、胸を抉られるような痛みが走る。ぷりっつが毎日一人で耐えていたものの正体が、そこにあった。
ぷりっつは反射的に「隠さなきゃ」「見なきゃ」という衝動に駆られ、震える手でスマホへ手を伸ばそうとする。
ぷりっつ 「あ……俺……見な……っ」
(すっ……)
ぷりっつの手がスマホに届くより早く、大きな手のひらがそっと視界を覆い隠した。
あっきぃの手だった。
あっきぃ 「……見なくていいよ」
あっきぃの声は、驚くほど静かで、温かかった。
視界を優しく塞がれたまま、ぷりっつは戸惑う。
その隙に、まぜ太が静かに手を伸ばし、床のスマホを持ち上げると、サイドのボタンを長押ししてそっと電源を落とした。画面の灯りが消え、完全に真っ黒になる。
ぷりっつ 「あ……まぜた……っ、ダメ……俺、見ないと……っ! 確認しないと……っ!」
見なければ、自分がまた何か言われているかもしれない。
自分への批判から逃げちゃいけない――そうやって自分を追い詰め続けてきたぷりっつは、パニックになりかけながらあっきぃの手を退けようとする。
しかし、あっきぃは力を込めるのではなく、優しく包み込むようにしてぷりっつの視界を遮り続けた。
あっきぃ 「見なくていいの。ぷりちゃん、もう見なくていいんだよ」
まぜ太 「そうだよ。しばらくスマホなんか見なくていい。こんなゴミみたいな言葉、お前が受け止める必要ねぇんだよ」
あっきぃとまぜ太の、強くて優しい言葉が頭の上から降ってくる。
ぷりっつ 「でも……っ! でも俺……見ないと……みんなに……もっと迷惑が……っ」
自分のせいでグループに害が及ぶのが怖くて、アンチの言葉に怯えながら執着してしまうぷりっつ。
「でも」と繰り返すぷりっつの言葉を、メンバーたちはただただ愛おしそうに、そして固い決意を込めた眼差しで受け止めていた。
かいり@りぃととペア画中
なな💚🍅💜🐰
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コメント
1件
あっきぃの手で視界を隠すシーン、すごく好きです……「見なくていいよ」って、見続けるしかなかったぷりっつにとって初めての救いだったんだろうなって思うと、胸がぎゅっとなりました。まぜ太が静かに電源落とすところも、言葉じゃなくて行動で守ろうとしてるのが伝わってきて。自分を責める癖から抜け出すのってすごく難しいけど、その一歩を仲間が一緒にいてくれるのが、本当にあったかいです。また読みにきますね。応援してます🌙