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〜番外編〜
ラフな格好にグラサンをかけ、新幹線に乗る羽硝。
1週間学校を非番になることになった。
1週間という長い期間だったので九州に行くことにした。
in福岡。
友達から福岡の飯は美味いと言われてやってきた。
たまにはノープランでブラブラ歩くのもいいなと思った羽硝は福岡を探索しようと思った。
辺りを見渡しながら歩く羽硝は見覚えのある赤く大きな羽が目に入った。
『ホークス…そっか、ホークス九州なのか』
ホークスも今日はラフな格好なので非番なのかなと考えた羽硝はホークスのとこに行ってみることにした。
少ししたところでホークスが1人の女性と話しているところを見つけた。
何やら困っているようにも感じた。
ホークスが私に気づいたのか1枚の羽が飛んできた。
そこで羽硝は悟った。
『…逆ナン?』
そう言うと今度はホークスの背に着いている羽が少し揺れた。
そして羽硝は走り出しホークスの腕にしがみついた。
『ホークス!』
そう言うとホークスは少し驚いた顔をしたがすぐにどこか安心したような笑顔を見せた。
「は?ちょっと私のホークスに何してんのよ」
うわーこういうタイプの女かぁ…苦手なタイプだぁ…
『え?誰ですか?私のホークスに?それ私のセリフです』
「は?」
『たかがファンごときで私物扱いすんなよホークスが可哀想だわそれでもファンかよ』
正論をぶち抜かれたその人は愚痴を言いながら去っていった。
「ありがとうございます。」
『いえいえーNo.3が困ってたら助けますよ』
そう言うと一気に力を抜いたホークス。
「とあちゃん…会いたかった…」
『私もだよ』
「なんでここにいるんですか?」
『私今非番でね、友達に福岡の飯は美味いとか言われちゃったらいつの間にか福岡に
いやー食べ物ってのはすごいね』
「なら俺も今日は非番なんで焼き鳥屋行きません?あそこの焼き鳥屋美味いんすよ」
『これが本物のナンパか…いいよ。乗った』
「ナンパで焼き鳥屋誘う人俺だけかもです」
『私もナンパで焼き鳥屋は人生で初。ナンパに賛成したのも人生で初。』
「とあちゃんの初めていただきます」
『おあがりください』