テラーノベル
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「 ………… え、???」
「 あ、入らなかったら別にいいんですけど。」
「 入ります!!」(即答)
助けてもらったら、遠慮せず答えるが誠実、って先祖様が言ってた。
ちょっと食い気味だった返事にちょっと恥じらいを抱きつつも、… おんりーさん?だっけ。
その人と肩を並べ、〝 相合傘 〟という形で僕の家まで歩いている。
「 すいません、送ってもらちゃって。 」
「 いえ、全然。」
「 おんりーさんって優しいんですね。 」
「 いや、気付いてたら助けてた、が正しいよ。」
「 ふぅ〜ん … ?」
おんりーさんの言葉に違和感が頭に残りながら、家に着いてしまった。
「 …… あ、」
「 もう着きました?」
「 はい … 。もう着きました。」
「 次はちゃんと傘持ってきて下さいね。」
「 … うん、笑 」
… ちょっと、笑顔が輝いて目に映ってしまったのはきっと気の所為だと思い込んで、家の中に入った。
コメント
8件
すごすぎて...😭✨️ もう語彙力がないです...()🥹 神作すぎますッ!🫣
続きを待ってましたぁ〜✨✨ 相変わらず神ですね……はい。(?) 相合傘……( ´ཫ` )てぇてぇに違いないっ!!((