テラーノベル
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突然「えっ?」というので視線の先を見ると僕の手を見ていることが分かった。
「どうしたの僕の手になにかある?…えっ…..」
僕の手を見てみると、少しずつ透明に…いや、透明になった場所は感覚がない。元々なかったようだ…手そのものが消えたのでように感じられるなぁ…とそんな考えを張り巡らせていると、
「ねぇ…どうしちゃったの?その手?」
そう言いながら優奈は僕の手に触れようとする。けれど彼女は僕の手を掴むことができなかった。虚しく空を切っただけだった。
「嘘……なんで……?ねえ、南見……!」
そう言っている優奈の横で僕は「なぜだ?なぜだ?なぜだ?」と考え続けていた。どう考えても僕の頭には”?”しか出てこなかった。
そしたら痛みが腕、足まで感覚がなくなり、広がり立てなくなった。何故か僕は
「あっこれ僕はだめだな」
と妙に冷静に判断していた。ふと優奈の顔を見ると…彼女はすごく悲しい顔をしていて…泣いていた。僕は、なんとかしなくてはと思った。その時、僕は存在しない手を腕を、必死に伸ばした。目元まで行っても遠い物を触るように空を切る。彼女の涙を僕は拭うことすらできない。それでも触れてるように手を動かす。それと同時に僕は、
「大好きだよ…優奈…君が居てくれて…人生たのしかった……ばいばい..」
と言い、僕は夜空の星に溶けていった。
その時、僕の心には2つの気持ちが入り交さっていた。ずっと僕のことを覚えててほしいという気持ちと、僕に未練を持たないでほしい。という気持ち。
『あぁこれからどうなるかな….』
【追記】
次からは優奈の視点に変わります!難しいけど頑張るので見続けていただけるとありがたいです!!
コメント
1件
ああ……読んでいて胸がぎゅっとなりました。透明になっていく感覚、そして大好きな人の涙すら拭えないもどかしさが、本当に切なくて。最後の「ばいばい」が、あまりにも優しくて、でも残酷で……。優奈の視点に変わる次回も、今から楽しみにしていますね。大切な人を失う側の心情、どう描かれるのか、ぜんぶ受け止めたいです🌷