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次に話を聞きに行くのは、トラッパーかな?あの逞しい腕には惚れ惚れしちまうぜ!ん?でも待てよ…?


「トラッパーって確か、三角頭と一緒にいるはず…」


やべぇ!そんな大事な事忘れてたなんて!!三角頭がいたら、俺が彼みたいになるのを目指してるってバレちまう!出来れば本人にはその事は知られたくない…トラッパーが一人の所を狙って聞きに行くか〜。


ー随分長い事待ったか、ようやく儀式終わりに帰って来た彼に聞き込み出来ることに成功した。


「で、なんだ?わざわざ呼び止めて」

「あの…トラッパーってさ、身体も大きいし、力も強いだろ?だから、どんな風に鍛えてたのか気になって…」

「……俺、鍛えてねぇぞ?」

「え?」

「身体がデカいのは太ってるから。力が強いのもそのせい。」

「そ、そうだったんだな…」


失礼なこと聞いちまったな…申し訳ないぜ。俺は一言謝罪をしてその場を立ち去ろうとしたその時、トラッパーは俺に驚くべき事を言ってくれた。


「嗚呼、ちょっと待て。」

「なに?」

「良かったら俺の部屋に来ないか?エクセキューショナーもいるし、アイツならお前の要求に応えられるはずだ。」

「……え」


嬉しい事この上ないが、三角頭に俺が変に努力してるのがバレたら恥ずかしすぎる…!!でもこれは絶好のチャンスか?だって初めて彼と話せるんだぞ?


「うーん…」


おれは変に葛藤していた。しかし一方に答えない俺に嫌気がさしたのかトラッパーは何処かへ行こうとしてしまい、そこで俺は焦って彼と部屋に行く事になってしまった。


「(ここに、三角頭がいるのか…)」


何故か急に緊張してきた。トリスタと話す時でさえも緊張していなかった俺がどうして…。ドクドクと脈打つ心臓が耳の中で鳴り響いてる。手足も硬直して、トラッパーの部屋の扉の前で立ち止まっている状態だ。


「なんだ、緊張してるのか?」


マスク越しからうっすら見える彼の口角が上がっていたことに気づいた。そんな事はないと変な意地を張ればトラッパーは早々と部屋の中に入ってしまう。


彼の後を追う様に着いて行けば、俺の憧れだった人がいた。

憧れだったあなたと。

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次回も楽しいみにしてますね🤩🤩

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