テラーノベル
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urt×gtウラトくん×ぐち
🔞無し
何でも許せる人向け
めちゃくちゃ適当
vcrrustの世界線
雑食の本領発揮ということで手出せるカプには手出します
「」→ぐちつぼ以外
『』→ぐちつぼ
ウラト視点
「ぐちつぼさん、これ見てくれません?」
『んー?』
「今日船で通ったところを起点に何となくだけどマップを書いてみたんすよ。島の位置とか」
『えっすご!』
「これで明日ちょっとはやりやすくなるかなって、、、」
『ナイスナイス!神GOD』
オオカミの帽子を被ったぐちつぼさんがぐーと親指を立てながらニカッと笑う。
その笑顔になんとも嬉しい気持ちになる。
時に爆撃に耐えながら時に嵐に耐えながらもマップを書いた甲斐がある。
『それ、この紙に書き写していい?俺も持っておきたい』
「もちろんです!どうぞ」
座学は好きだ。
この世界の知識があまりない分学ぶことが多くて楽しい。
そうやって沢山勉強していたらいつの間にかぐちつぼさんに頭脳面で頼られることが増えた。
うちのメンバー的にも頭脳は俺が担っていきたい部分だ。
『あー、ここめっちゃ美味い島だったとこ?』
「そうっすね、うん」
スラスラと紙にマップが移されていく様子を眺める。
“うまかった島!”とメモが追加されたのを見て笑いをこぼす。
可愛らしい字だ。
メンバーになって顔を合わせて“これからよろしく”って挨拶してくれた時からなんとなく目を奪われる存在だ。
ボスの理不尽な攻撃にイライラしている顔、深夜の眠そうな顔、知識を語る時に自慢げな顔、建築してる時の真剣な顔、楽しそうに笑ってる顔、今日新しく見れた綺麗な海にテンション上がって子供みたいにはしゃいでる顔。
目キラキラさせて、可愛かった。
新しいぐちつぼさんを見るたびにどんどん彼のこと好きになる。
もっと頼られたい。
もっと一緒に頑張りたい。
もっと褒められたい。
不純と言われれば反論はできないけどあくまで子供みたいな欲望だとは思う。
『よし、書けた!ありがと』
「はい、、あ!一緒に作戦考えません?」
まだ一緒にいたくて気づいたらそう口走っていた。
もう深夜も深夜。
いつもの眠そうな顔を見ながらもワガママになってしまった。
『あー、明日にしよ』
「、、、っすね、、じゃ!おやすみなさい」
『うんおやすみ、、、あ、これあげる』
ぐちつぼさんはポイっと俺に何かを投げた。
キラッと光が反射した小さい物体をなんとか掴む。
見ると赤い小さな宝石がついたちゃっちい指輪だった。
「へ?」
ぐちつぼさんはもうすでに俺に背を向けている。
なんで、あ、これダウジングでたまに出るやつだ。
なんかポケット漁ってたしいらないから俺にポイしたんだろうな。
ぐちつぼさんが死ぬほど嫌いなダウジングで手に入れたものだからさっさと手放したかったんだろうな。
、、、はぁなんでこんなに頭が回るんだか。
決して悪意があるわけではなくて、俺もりりむさんみたいに「指輪!えー嬉しい!!!」くらいのテンション感で勘違いしたかった。
なんか虚しいし不貞寝しよ、、、。
「昨日ここにめっちゃ人いて挟まれかけましたね、ここ避けたいけどこの沈没船漁るなら1番良いルートなんだよな、、、」
『ここ通るのめっちゃむずかったんだよな。変に浅いから座礁が怖いし、そう思うとやっぱここのルートだよね。』
操縦室で2人、広げたマップに指を刺しながらぐちつぼさんと会話をする。
オオカミ帽子の中にはまだちょっと眠そうな顔がある。
朝早いわけではないけどぐちつぼさんはロングスリーパーだから。
「今日俺操舵手やってみてもいいすか?」
『もちろん、実は飽きてた』
だと思った。
「ぐちつぼさんが指示できた方が良さそうだし」
『まかせてまじ』
そう言いながらふわーっとあくびをする。
俺の指輪には気づかないよな。
ぐちつぼさんはゴミを渡したつもりでも俺はめっちゃ嬉しかったんだぞという当てつけのように右手薬指にもらった指輪をつけているが気づく様子はない。
寝起きなら仕方ないか?
『ウラトくん、ちょっと肩貸して』
「えっ?」
『出港まで仮眠、、、』
そう言うと遠慮なしに俺の肩に頭を預けた。
オオカミ帽子の耳が頬に当たってくすぐったい。
頑張って覗き込まないと顔が見れないくらいの角度でぐちつぼさんは落ち着いた。
せっかく寝るなら寝顔くらい晒してくれ。
ぐちつぼさんが俺の肩で寝ている、その事実に酔いしれていたらいつの間にか眠りに入っていた。
すーすーと穏やかな寝息が聞こえる。
なんて可愛い、、、!
「あれ、なにしてんのー2人!」
静かな空間にりりむさんの声が響いた。
俺はシーと右手で合図する。
「あっごめん」
「もうちょっと寝かしてあげたい」
小声で言うとりりむさんもうんうん!と大きく頷いた。
じゃあ、りりむ!みんなと!準備してくる!
的なことを言いたいんだろうなというジェスチャーを体いっぱいで表現するりりむにふふっと笑う。
別に話すなってことではないんだけど、、、。
「、、、ぁれ?、それ、、、なに、、?」
去ろうとしていたりりむが何かに気づき目一杯の小声で言った。
「指輪?、、、かわいーっ、!」
目をキラキラさせ指輪を見る。
そうだよこれこれ。こう言う反応が俺もしたかった。
てかりりむさんは気づいてくれるんだな。
解釈一致、か。
「どうしたのそれ?」
りりむもほしい!という気持ちがよくわかる声で聞かれる。
りりむさん羨ましがるだろうな、というのは予想済みだ。
「これはねー、、、好きな人がくれた。」
わざと、ちょっと大きな声で言った。
夢の中のぐちつぼさんにも届いてほしいから。
「、、、ええーっ!!」
とそんな俺の気持ちをかき消すそれ以上のでかい声。
流石に我慢できないですよね、、、生粋の恋バナ好きが。
『ん、、なに?』
「あっごめん起こしちゃった!でも聞いてぐぢづぼさん!ウラトくんのこれねっ!」
早く誰かに共有したくてたまらないりりむさんが起きたばかりのぐちつぼさんの肩を掴みすごい勢いで捲し立てる。
「りりむさん!言わないで!」
「えっ言っちゃダメ!?」
『なにもー、ウラトくんありがと。さ、出航しようぜ』
「えーっ、ちょっとまってよ!みんなで恋バナしたいーっ!」
「いいからりりむさん上戻って!」
2人で言い合いをしているうちにぐちつぼさんは立って伸びをしている。
エンジンに燃料を詰め込み出港の準備をしているのを横目にりりむさんを部屋から追い出そうと奮闘する。
やっと追い出しドアを閉めよう、と言う時ぐちつぼさんが口を開いた。
『あ、てかウラトくん。ずっと思ってたけどその指輪ダウジングのやつだよ?汚いから外しときな』
「、、、、はい」
本当ぐちつぼさんって、そういうとこ。
ガチャンとドアが閉まる。
ドア越しにりりむさんと目が合った。
数秒かけてやっと理解したのかそういうこと!?と俺と俺の後ろのぐちつぼさんを交互に指差す。
バレた。まあ、バラしに行ったけど。
でも、本人に気づかれなきゃ意味ないのにこの様子だとそれは何年も先になりそうだ。
ぺんぺこ
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365日冷食冷笑
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コメント
3件

続きが!続きが欲しいです…!密かに自分もこのペアアツくて…

うわあ、めっちゃ良かった…!ウラトくんの片思いがじわじわ伝わってきて胸がきゅーってなった。指輪を「好きな人からもらった」って言うシーン、あれりりむさんに聞かせたかっただけじゃなくてぐちつぼさんにも届けたいってとこが健気すぎる。でもぐちつぼさんが「汚いから外しな」ってバッサリいくの、解釈一致すぎて笑ったw この不器用な距離感、続きがめっちゃ気になる…!