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#地雷系
尾津嘉寿夫 ーおづかずおー
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クラリス
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リリア💙🤍
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#いじめ
名瀬口にぼし
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. .。 .:・.。. .。.:・
「竜馬!君ゴルフしたことある?俺接待でさ、銀行の頭取とナインホール回るんだけど、もう少し人数がいた方がいいかなって、付き合ってくれないか?ゴルフ向きの服持っているかい?」
バーカウンターにアンドリューが厨房から持って来た大皿のガーリックパスタを、そこら中にニンニクの匂いをさせながら、口いっぱいにほおばって竜馬に言った、ところがカウンターの中を見ると、アンドリューのお気に入りの可愛いバーテンダーは、なんだかいつもの快活さが無かった
「ねぇ・・・アンドリューさん・・・」
竜馬が水が入ったコップをアンドリューに渡しながら言った
「ん~~~?」
「あのさ・・・ぼ・・・僕の友達の、友達の、友達の話なんだけど・・・」
思い悩んでいる風の竜馬が言い、口元をちょっと引き締めた、洗ったばかりのグラスの水滴を拭いている
「はぁ~~~?」
「もっ・・・もし・・・友達が・・・・何か悪い事をしていたら・・・アンドリューさんなら・・・どうするかなって・・・」
竜馬がアンドリューを見上げる
「まぁ~・・・そうだなぁ~~その悪い事の度合いによるかな~??何やったんだよソイツ?」
ばくばくスパゲティを食べるアンドリューを見ないで、竜馬は思いつめた表情で、ウィスキーボトルを拭いている
「・・・・分からない・・・でも・・・すっごく悪い事だったら・・・」
「・・・・」
「・・・・」
じっとアンドリューに見られているのを感じた、竜馬がハッとして言った
「あ・・・あのっ!!僕のクラスの友達の、友達の、友達の、友達で――」
「わぁ~かった!わかったよ!」
アンドリューは軽い調子で言ったが、次の言葉は少し慎重に言った、この時点で誰の事かはもうわかっていた
「で?お前はどうしたいんだ?」
アンドリューが聞くとバンビのような彼の目が忙しく動き、思案げに言い添える
「し・・・信じたい・・・悪いことなんか・・・・するヤツじゃないし・・・多分・・・」
竜馬は唇を噛んで考え込んだ
「お前がそう思うなら、とことん信じてやればいいんじゃないか?」
アンドリューは優しく言った
「アンドリューさん・・・」
アンドリューは竜馬に微笑んだ、それは素敵な笑顔だった
「何かさ・・・お前を見てたら俺の弟を思い出すよ・・・」
「アンドリューさん弟さんがいるの?」
竜馬がカウンターに肘をつき、アンドリューに体を傾ける
「ああ・・・父親が違うし、子供の頃は仲が悪かったけど、大人になってから色々一緒にやってさ、今は事情があって会えなくなったけど・・・やんちゃな俺が悪さしても親から弟がよくかばってくれたっけなぁ~・・・」
アンドリューは懐かしそうにフフフと笑った
「ソイツを信じてやれるのはお前だけなんじゃねーの?よくわからんけど」
まるで合図を受けたようにアンドリューは、空になった皿を持って立ち上がった
「あっ!あのっ!さっきの話は―――」
「友達の、友達の、友達の話なんだろ?了解!」
そう言って竜馬にウィンクし、厨房に返してくると、皿をヒラヒラさせてアンドリューは去って行った
. .。 .:・.。.
ケッ「バレてんじゃね~かよ!ジャスティン!」
随分歩いてからアンドリューは吐き捨てるように言った
コメント
1件
うわあ、このエピソード、めちゃくちゃ好きです……!「友達の友達の友達」って必死に隠そうとする竜馬くんの不器用さが可愛くて、それを見抜いて優しく受け止めるアンドリューの大人の余裕に胸が温かくなりました。弟の話を挟むことで信じることを背中押す流れ、じんわり来ますね。最後の“バレてんじゃねーかよ!ジャスティン!”でまた引き込まれた……続きが気になります!