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カシャッ……
カメラのシャッターを切る度に我慢してる声が漏れる。声を我慢しなければ手元がブレてしまい綺麗に写真を撮る事が出来ないからだ。
「んっ…あっ…」
「んふ…ねぇ、気持ちいい?」
「ん…」
「今日はちゃんと撮ってるね。」
「や、約束っ…したからっ」
カシャッ
彼と俺の自身を両手で包み込み優しく、時には激しく動かす。緩急な動きが更に刺激を与え俺も我慢の限界に達する。
「あ…もう…でるっ」
「いいよ…じゃぁ、イく所撮って…。」
無理だろって思ってはいるものの、イく時の彼の表情はどんなものなのか興味が湧き俺は必死にカメラを覗きその瞬間を待つ。
「んっ…いくよ?」
掛け声と共に俺はカメラのシャッターを切り続けた。きっと最後の方は力つきて何の写真かわからないぐらいになっているだろう。俺はカメラを床に置き大きく深呼吸をする。
「…ねぇ。今日ちゃんと撮れたからご褒美あげようかな?」
「え?」
「…もっと気持ちいい事しない?」
その言葉に体が反応する。俺は期待しながら“はい”と答える。すると俺たちの液がついた手を彼は舐めてこちらを見る。
「…君のってすっごく美味しいね。」
「あ…の…」
「初めは痛いかもだけど段々気持ち良くなるから…僕に任せて。」
するとお尻にひんやりとした液体が塗られる。俺は不安になり彼の手を掴む。すると優しく握り返した後ニッコリと微笑み優しくキスをされる。
「ん…っ、ふっ…」
慣れないキスに俺は呼吸をするのが精一杯だった。そんな俺を面白がっているのか吸ったり、唇をなぞったりとても楽しんでいる。
しかしそんな事も考えれないくらいの感覚が俺を襲う…。彼の指がゆっくりと俺のお尻に入っていこうとしているからだ。
「ま、待って!な、何して…」
「ん?大丈夫だよ。痛くないようにするから。」
そうは言ったものの違和感しかない感覚に俺は顔をしかめる。頬を撫でられまた優しいキスをされる。
「ほら、わかる?もう2本入ってるよ。」
「いや…っ…きもち悪いっ…」
そんな俺の声は届かずに更に指を増やそうと3本目の指が穴につんつんと当たる。気持ち悪さと恐怖もあり俺は体を捩り抵抗をする。
「ダメだよ動いちゃ。中傷ついちゃうから。」
「いやだ…怖いっ…」
「そうだよね…ごめんね。それじゃぁ本当に気持ち良くなれるようにしてあげるね。」
すると3本目の指は入ってくる事はなく、入ったままの2本の指を更に奥へと入れる。グリグリと動かされては気持ち悪さにまた体を捩ってしまう。
「大丈夫…もうすぐ気持ち良くなれるよ。」
彼がそう言った瞬間に俺は腰が浮いてしまう程の刺激が体中に伝わる。それは痛みや気持ち悪さではなく本当の快楽というものだろう。
「あぁっ!!な、にっ!?」
「ね?だから言ったでしょ?気持ち良くなれるよって。」
「あっ!だめ…これ、変になるっ…」
今まで味わった事のない感覚に俺はただただ拒否の言葉を出すしか出来なかった。しかしそんな反応を見てはとても楽しんでいる彼。
「ゆーっくりなぞったり、軽く指の腹で叩いたり。ねぇ、君はどっちが好き?」
「あっ!…おね、がいっ、もうっ、やめてっ…」
「答えれないぐらい気持ちいいの?仕方ないな、いいよ出しても。」
彼の指が前立腺を刺激する。さらにはもう片方の手で俺の自身を優しく摩る。両方からの快楽に俺の我慢は限界を迎える。口からは涎がたれ腰も今まで以上にびくびくと反応し、声のボリュームも抑えれなくなる。
「あぁっ!!んっ…!…だ、だめっ…でるっ!」
「いいよ、ほら出して。」
大きな温かい彼の手の中で俺はイってしまう。今ならこのまま眠れそうではあるが意識を飛ばしてはいけないと必死に耐える。
「ふふ、ちゃんとご褒美になった?」
俺は首を縦に振ると彼は嬉しそうに微笑む。
体綺麗にするねと言ってその場を離れる彼。そんな彼の背中を見届けて俺は意識を飛ばした…。
第5話へ続く。