この物語はフィクションです。
実在の人物、団体、事件等には一切関係ありません
武器を持つことを考えなかったわけではなかった。
ただ、この悪夢に持ち込める武器となると、一つしか思い浮かばなかったのだ。
ポケットに入る程度の大きさで、ある程度攻撃力の高いもの。
浮かんでは消えてを繰り返したのは 刃物だ。
スタンガンのようなものを手に入れることができるのならば、それもありかもしれない。
だが、あいにくどのあたりで手に入るのかがよくわからなかったし、ネットで買ったとしても、何かの弾みに用途を問い質(ただ)されたりした時に困る。
そもそもスタンガンが影に効くのかもわからないとなれば、自然と身近にある刃物が浮かんでは消えてを繰り返していた。
「今日は朝を待つことになりそうだが、次回以降は何か……」
「わかりました。今日のところは、何か使えそうな物************
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