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そう思いながら、自分のベッドから飛び降りる。とりあえず、髪をすくのだが…癖っ毛に苦戦する。
「いっ、いだだだっ!」
痛くても髪をすく。
今日は三つ編みにしよう♪
あみあみ
すたすたすた
この音はっ…!
がちゃ
扉が開いた。
「リン、今日も起きるの遅いねぇ~♪」
どうもごめんなさいね。
彼女の特徴的な姿は妖精としては当然だろうが知らない人が見たら驚くだろう。
葉っぱの面に、若草色のシンプルなワンピース。そこに白い継ぎはぎだらけのエプロン。背中には半透明の小さな蝶の羽。
「ティアナ。」
彼女の名前。
「な、何?」
「…何でもない。」
ティアナに今朝の事を話そうと思ったけど、やめた。朝の気軽な会話で言ってはいけない、そう、もっと個人的な「私自身」の問題。…たぶん。
「そういえばさぁ、また魔法みしてよ!」
ティアナは私の魔法が大好き。
「いいよ。」
気晴らしにもなるしね。
ティアナが特に好きな魔法は…!