テラーノベル
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本作品はsxxn様の二次創作になりますご本人様とは一切関係ありませんsxxn様の瑞様、桃様、緑様が女体化しております紫様、桃様クズ表現がございます浮気、不倫要素を含みます苦手な方、地雷の方はお控えくださいcp、プロフィール等はを1話ご参照ください
【涙の未練】
in紫・緑家
紫side:
朝日がカーテンの隙間からベッドに横たわる俺を照らす
リビングの方から物音がする
桃はいない…緑が帰ってきたのか
紫「…ねみ、」
俺は服を着て1階へ向かう
土産でも一緒に食うか
リビングに着くと緑がいた
出かける時の服そのままでテーブルに向かって何かを書いていた
紫「お疲れ…、こんな朝から何してるんだ?」
緑が書いている紙を俺に見せてきた
その紙に書いてある文字を読んだ瞬間、俺は息ができなくなった
緑「紫…離婚しよ」
言葉が出てこない
頭を殴られているような気分になる
吐き気すら込み上げてきた
緑「ね、桃さんとのセックス…楽しかった?」
逃げられないことを俺は瞬時に察した
笑って誤魔化すこともキレて黙らせることももうできない
緑「っ…このヘアピン、桃さんの…、連れ込んでたんだね」
そう言って差し出してきた小さな手のひらにはピンクのうさぎのヘアピンが乗っていた
桃が修学旅行で使っていた物だった
緑「私もう出てくから…桃さんとお幸せにね」
緑は段々呼吸を荒くし泣きそうな顔をする
離婚届を俺に託した後、椅子の上に置かれた大きなかばんを持って…
緑「さようなら、」
紫「ぉ、おい…!」
俺の声が出たのは緑が家を出た後だった
in道路
緑side:
かばんを担いで走った
ひたすら走った
緑「っぁ…、」
涙が出ないように目を押さえる
未練なんてもうないはずなのになんで泣いちゃうんだろ
緑「…」
目当ての場所に着いた
白いアンティーク調の一軒家
震える指でインターホンを押し込む
ぴーぽーん
?「はーい…」
がちゃっ
黄「どちら様…」
中から出てきたのは黄先生
そう、この家は黄先生の家だ
困惑した様子で私の顔が覗き込まれる
黄「緑先生!?…どうしたんですか、?」
口より先に体が動いていた
私は扉を無理矢理開けて玄関まで押しかける
かばんをほっぽり出して黄先生の腰に腕を回す
ぎゅ
気が付いたときには黄先生の服が濡れていた
黄先生は何も言わずに泣きじゃくる私を優しく抱きとめてくれる
いつの間にか私は黄先生の腕の中で眠っていた
がちゃっ
コメント
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