リクエスト頂きました!風菊書かせていただきます。初めて書くのでキャラが掴めてませんが、ご了承くださいませ🙇♀️
◤◢◤◢ATTENTION◤◢◤◢
・全年齢
・第三者視点
「…これ、何?」「トリガーの故障みたい…」「最悪、防衛任務行けないって訳?」「少し待て、今歌川が本部長に電話している」
防衛任務前、菊地原が換装すると、菊地原の換装体に異変が起きていた。それは本来ありえないようなもので、頭に猫耳が生えていた。その姿を見た途端三上は焦り倒し、歌川は腰を抜かした。
一方隊長の風間はと言うと、冷静に的確な指示を出した。当事者の菊地原は焦りもせず、呆然と立っているだけだった。
「…はい、はい、了解しました、ありがとうございます、風間さん、換装体の件ですけど…」「なんと言われた?」
忍田との電話が終わった歌川が、風間の肩を軽く叩く。
「今、本部で対応してるそうです。原因が分かったら直ぐに連絡すると忍田さんが」「それまで防衛任務はどうするか聞いたか?」
「それまでは嵐山隊が対応してくれるらしいです」「そうか、分かった。菊地原、生身に異変は無いか?」「はぁ、特に」「なら良い。何かあれば直ぐに報告しろ」「はぁい」
適当に相槌を打つと、隊室の椅子に腰掛ける菊地原。三上はパソコンチェアに座り、パソコンに手を掛ける。
「こっちの方でも色々調べてみるね」「あぁ」
風間がそう言うと同時に、プルル、と歌川、三上の携帯が鳴る。
「あ、ヤバ…風間さんすいません、ちょっとお願いします」「あわわ…菊地原くんごめんね、ちょっと、待っててね」「はぁい」
慌てて二人が出ていく。隊室の扉が閉まる機械音が鳴ると、二人だけになった。風間は沈黙に耐えきれず、口を開いた。
「…おい、本当に生身に異変はないのか?」「大丈夫です…って、これで防衛任務行ったらだめなんです?」「一応だ、待っておけ」「了解…」
チク、タク、時計の針だけが進む。二人の間には沈黙が続いていた。二人きりで沈黙が続くのは如何なものかと考えた風間が、沈黙を破った。
「…済まないが、確認してもいいか?おまえは人にそういうのを言わないタチだからな」「いや、大丈夫ですって、うわ、ガチで大丈夫ですから…」
菊地原が暴れるも、換装体では風間が有利だ。容易にソファに押し倒された。風間は猫耳をふわりと触ったり、頭皮を見たりしたが、菊地原の言う通り生身にも換装体にも異変は無かった。
「…特に無いようだな」「でしょう?」「…」「だから早くどいてくださ…っむ、?!」
無言でキスをする風間。慌てふためく菊地原を他所に、必死に貪る。風間の肩を押し返すも、またもう一度口付けをされる
「ッあ、ちょ…だめですって、ねぇ、風間さ…ぅむっ」「…すまない…ッ」「風間さん!」
ビクッ、と風間の肩が揺れる。菊地原の根強い呼び掛けでようやく正気に戻ったようだ。ソファから降りると、風間は椅子に座った。
「…本当にすまない。いやだが、猫耳が生えてる恋人を襲わず居られるか?」「…否定はしません」「だろう?」
そんな会話をしていると、ピピッ、と音が鳴った。隊室の扉が開く音である。
「あ、風間さん。治し方分かりましたって。一回換装解いてもう一度換装すると元に戻っているそうです」「菊地原、出来るか?」「はぁい」
歌川に言われた通り、換装を解きもう一度トリガーを起動する。そうすると、菊地原の頭から猫耳は消えていた。
「良かった…!あ、防衛任務は…」「嵐山さん達が片付けたそうです」「あら…じゃあ、このまま解散でいいわね、大丈夫ですか風間さん」
「あぁ、問題ない、翌日、各自嵐山隊に礼をすること、解散」
それを合図に全員荷物をまとめ出す。先に歌川と三上が隊室を出て、またも二人きりになった。
「…風間さん、帰り、猫耳買ってくれたらそれつけてあげますよ、しょげてるでしょ」「…いいのか」「じゃないと機嫌治らないと思いますから」
[END]
コメント
8件
ヴッ(尊死)。。。(lll __ __)バタッ リクエスト!したいです! 鳥出お願いしたいです!
めっちゃ尊いです( ´ཫ`) あの〜またリクエストしてもいいですか??
あばばばば…_(:3」 ∠)_