テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#おらふくん
ばななそーだ🍌🍹
6,470
35
#ご本人様には関係ありません
春馬君@🔰/♠🌸
45
#おらふくん
🐷side
🐷「だりぃ….」
今日からここ「社高校」に入学した
だが、俺は推し活のために上京しただけでここを選んだ理由はそこまで深くない
強いて言えば寮がついているから、くらいだ
だから勉強とか、校風とか部活とか全く興味ない
「青春」なんかより断然推し活のほうが楽しいし
俺の推しは「おんりー」
おんりーは人気が急上昇している地方発のアイドルグループだ
なんといっても声が可愛い
とっても小柄でどこからそんな低音カワボが出るんだってくらいだ
そういうわけでルームメイトには申し訳ないけど部屋中に俺のおんりーグッズを置かせていただくつもりだ
「新一年生の方はこちらでーす!」
受付担当の人の声が聞こえる
受付には「祝入学」と書かれ、造花を添えられたバッジがあった赤色、紫色、水色、桃色、そして黄色
俺は迷わずおんりーのメンカラである黄色を選ぶわけだが、あと一つしかない
急いでバッジに手を伸ばすと
同じものを狙っていた人がいたのかほかの人と手が当たった
🐷「あっ、….どうぞ」
🍌「いいよ、黄色好きなんでしょ?」
手が当たってしまった相手は俺のカバンについたおんりーの缶バッジを
指さして譲ってくれた
🐷「ありがとうございます!」
相手は水色の造花がついたバッジをとって体育館に行ってしまった
その後ろ姿は推しの小柄な背中に似ていた
入学式の校長先生の話も、在校生からのお祝いの言葉も
ほとんど頭に残らず、あの後ろ姿だけがどんどん記憶に刻まれた
きっとあれは幻覚!たまたま似ている人が見えただけ!
俺、ついに推し活しすぎて幻覚が見えちゃったかな☆
って感じじゃない!
とにかくあれはおんりーの後ろ姿だった
教室へ行き自分の席をつく
後ろの席にはさっきの人がいた
俺のより身長が低くて見えづらそうだった
🍌「あの、少しずれてもらえませんか?」
🐷「あ、ごめんなさい!」
後ろを振り向いたときに見えた髪の癖や眼鏡、髪の色、輪郭、声のトーンも
すべてがおんりーだった
でも「もしかしておんりーですか?」とは聞けなかった
周囲の席のこと挨拶がし終わったとこに先生が来た
「じゃあ、一番のやつから自己紹介してってくれ」
クラスメイトの自己紹介が始まる
でも、自己紹介さえも頭に残らなかった
俺の順番まで後一人
おんりー似の子が挨拶を始める
🍌「音乃 凛です」
🍌「好きなものはグミです」
よろしくお願いしますとおんりーに似て…いや、凛が礼儀正しく挨拶する
女子たちが騒ぎ始める
イケメン!とかめっちゃ可愛い!とか…
男子陣は俺、あいつなら抱けるわ!とか
いやお前なんかに俺の推し抱かせる訳ねぇだろが!って言いたいけど推しに似てるだけよねきっと
そんなこんなで疑問が残りつつ自分の番になる
🐷「大原芽衣です」
🐷「ゲームが好きです」
🐷「よろしくおねがいまーす」
「え、あの人めっちゃイケボ!」
「かっこよすぎ!加工してんのかな?」
「抱かれてみたい!」
そんな声が上がる中、心の声で彼らのつぶやきに答える
俺、イケボじゃないし
加工してる顔に見えるか?普通にブスだろ
抱かれてみたいって何?俺が抱っこするってこと?なぜ俺が抱っこ?
自分の自己紹介と凛の自己紹介でもやもやが残ってしまった
今日は授業は校内の説明と案内だけで、明日から本格的な授業が始まるみたいだ
俺みたいな寮の生徒は寮の説明と案内もあるみたいなので、みんなに遅れないよう足早に向かった
寮は男子棟と女子棟で別れており、くじ引きでルームメイト決めるらしい
一部屋、2~3人ほど決めるみたいだ
くじ引きで引いた番号が同じ人となるらしい
俺が引いた番号は「87号室」
推しのイメージマスコット(?)のバナナだ!
この学校は人数が多いみたいで部屋数もかなり多い
87号室は2人部屋っぽいな
誰が同じ部屋なのかをきょろきょろして見ていると
「87号室を引いた子はこっちきてくださーい!」
と先生から声がかけられた
なんだろう?ちょっと豪華だったりするのかな?設備が最先端だったりとか?
と考えながら先生のところに向かうと
そこには87号室と書かれた紙を持った凛がいた
「ごめんね、87号室だけベッドがダブルベッドなんだよね」
🍌「じゃ、二人で同じベッドで寝るってことですか?」
「そうなっちゃうんだよね、ごめんねぇ」
「でも、他の設備はしっかりしてるからさ」
そんな風に言い残してッ先生はそそくさと去っていった
🍌「とりあえず行ってみますかね」
そして部屋に行ってみると本当にダブルベッドだった
でも、部屋自体はとてもきれい
まずは推しに謝らなきゃ!
🐷「その、なんかごめんなさい」
🍌「いいよいいよ、別に芽衣のせいじゃないしさ」
🍌「じゃ、荷物まとめよ」
凛は荷物をまとめ始めてしまった
え、ベッドの周りとかにグッズを置けないってことだよね?
無理無理無理無理無理無理!普通に無理!
🍌「あれ、芽衣荷物ないの?」
🐷「いや、あるけど少し多くて…」
🍌「じゃ、俺の方にもおきな~?」
🐷「ほんとに!ありがと!」
そう言ってくれたので俺は凛に甘えて荷物を置かせていただいた
缶バッジ、ポスターにアクスタ、アクキー、ブロマイド、ぬいまで
山ほどあるグッズをすべて置き終わった
置き終わってから気づいたけど
凛がルームメイト?!
え、推しがルームメイト?やっば!一番幸福なファンになれたかも!
急に心臓がバクバクし始める
🐷「凛ってさ、もしかしておんりーだったり…しない?」
凛は少しにやっとしてから俺の質問に答えた
🍌「じゃ、もしそうだと言ったらどう思う?」
と答えた
え、これは答えなのか?でも、推しが言ってるんだ!推しかはまだわかんないけど!
🐷「そういっていただけると嬉しい!」
🍌「俺もうれしい」
🐷「え…じゃあ….ほんとに…?」
🍌「俺結構、認知度低いのによく知ってんね」
🐷「え、認知度低いんですか?」
🍌「だって俺、センターやったことないし、女だのなんだの言われて彼氏がとられる!みたいに女子からは敵みたいに思われてたりもするしね~」
🐷「でも、俺にとっておんりーはさいこう!」
俺はそうやっておんりーについて熱く語っていると
おんりーが俺を見てにやにやしていた
🐷「何でそんなにやにやしてんの?」
🍌「こんなに好きな人いたんだーって喜びと、なんかすごい面白い顔で語ってた笑い!」
🍌「でもね朝、俺の缶バッジ付けてるの見てめっちゃうれしかった!」
ありがと…と凛…いやおんりーがつぶやいた
🍌「ん、お礼ね」
と言われバッグハグをしてきた
俺はうれしさとびっくりで心臓の音が急に早くなった
凛にばれちゃうんじゃないかくらいうるさくて
俺の世界一大事な推しという存在にハグされる夢みたいなことが起きた
そのまま俺は推しからの一日の摂取量を超え、頭がパンクし倒れてしまった
今回、またまたばななそーだ🍌🍹さんのノベコンに参加させていただきました!
この作品は「推しがルームメイトになりました」のスピンオフ作品のつもりです!
おんりーとMENの立場を逆転させて作らせていただきました!
サムネどうしよう?
そんなことはよくて今回こそ賞を取りたい!
ばい~
コメント
2件
逆バもよき!!!!!!!!!!!! 🍌チャンアイドルだったら確実に推すなぁ~~、ww 参加ありがとうございます!!!!!!! MENがオタクになってるの、 なんか想像できるん、、、、w
「推しがルームメイト」の逆転バージョン、めっちゃ面白かったです!黄色いバッジを譲るシーンから、まさかおんりー本人とは…って気づく流れが自然で、しかも同室がダブルベッドっていう展開がもう夢すぎる(笑)。芽衣の「推しに謝らなきゃ」って感覚も、ファン心理がリアルで共感しました。グッズを置かせてもらうところとか、推しにハグされて倒れるオチまで、テンポ良くて一気読みでした!続きがすごく気になります。