朝菊大好きの海賊パロです!!
「朱い鳥」という曲にインスピレーションを受けました!ぜひ聴いてみてください!
それではどうぞ!
あ、R-18っす多分
海賊、その言葉を聞くだけで人々は肩を振るわせた。それはまさに暴力そのもの、力ないものを力でねじ伏せる、小根から悪でないとできない所業。
そんな輩がうろついている中、とある1人の男が1人で海に魚をとりに行った。
その男の名前を本田菊という。
容姿端麗、非の打ち所がないほど善人で人々から親しまれていた。
そんな男が、海に出てそれっきり、帰っくることはなかった。
菊は目覚めると地下牢のようなところに閉じ込められていた。それは菊だけではない、他にもたくさんの人が閉じ込められていた。
だがよくよく見てみると女性ばかり、そんななか1人分の人の歩く音が聞こえてきた。
そして菊の目の前に立ち、話しかけてきた。
「お前はこの船の主の所有している領地に勝手に入っていたので捕まえさせてもらった、勝手に入ったからにはどうなるかわかっているよな?」
脅しのようなことを言われて菊は少し恐怖を覚える、これから自分が何をされるかわからないからだ。
「私は、、、どうなるのでしょう、、、」
「さぁな?主人のしたいようにされるだろうな」
男はそう一言言って立ち去ろうとした、だが菊はすかさず
「あの、、、!私、家族がいるんです、、、殺されるなら、最後に手紙だけでも書かせてください、、、」
菊は必死に願った。
仕方がないと言ったように男は菊に紙とペン、入れる用の瓶を渡した。
家族に宛てた手紙を書き、瓶に入れ、流してもらえるよう頼む、その手紙の内容は遠回しに書いた自分の死を知らせ、家族への想いを馳せた手紙だった。
再びきた男から菊はこんなことを言われる。
「これを着て俺について来い」
と言われ、日本の花魁が来ているような服を手渡される。
「なぜこのようなものを、、、」
「主人のアーサー様からのご要望だ、東洋のやつがいると話したら気になると仰った」
助かるチャンスかもしれないと思い、菊は言う通りに着替えた。
その服は実にしっかりした生地でできていてかなりの上物、花の刺繍もしっかりされていてまるで春を纏っているようだった。
そして男についていく、その間菊はどうやって媚を売り、助かるかということを考えた。
この船がどこから来たのか、そしてどうやって連れ去られたのか、記憶は脆く当てにならない。
なるようになれと運命だけが頼りだった。
そして、この船の主人と言われているアーサーという人物の部屋の前に連れ込まれた。
「ここがアーサー様の部屋だ、少しでも変なことしたら切られるとおもえ」
半分脅しなことを言われ、ゆっくりと部屋の中に入る。
「ご苦労、お前は帰れ」
そう一言、菊を連れてきた男を下がらせるセリフが聞こえた。
(かなり若い声ですね、、、)
そして菊は少し顔を上げた。
赤い海賊服を着た金髪で緑色の目をし、眉毛が立派な顔の整った男が椅子に片肘をつきこちらを見ていた。
「お前が東洋から連れてきたってやつか、、、んだよ、男か」
「そうです、、、私は男です、、、なので貴方を満足させることはできないかと、、、」
なんの粗相もないように気を配り、真実を伝え、言葉を選びながら話す。
するといきなり椅子から腰を上げると菊に近づいてきた。
(やばい、、、言葉間違えたかも、、、!)
すっと左手で菊の頬を触る。
あまりにも優しく触れられたのを感じ、パッと顔を上げ、アーサーの瞳を見た。
「綺麗だ、似合ってる、それに綺麗な顔立ちしてるじゃないか」
思いがけない言葉に菊は目を丸くし、体が固まってしまった。
「これなら全然いけるぜ?」
頬を触っていた左手をすっと菊の右手に添え、持ち上げ手の甲にキスをする。
菊はキスをされた途端ドキッと心臓がなった。
ここにはただただ甘い空間が流れていた、海の中に漂っているような小舟のようなふわふわした気分だ。
そしてアーサーは菊をグイッと自分の胸に抱き寄せると、菊の心臓はまたドキッと高鳴る、赤い海賊服を着た胸に抱かれ、菊の顔は赤くなる。
「ははっ!お前真っ赤!」
そうニカっと笑ったアーサーを見て菊は確信する恋心の芽生え、、、
こんな悪徳非道な海賊のことを好きなるなんて、、、
(私は、、、少し病気なのかもしれない、、、)
そこからアーサーの部屋で色々な冒険の話を聞いた。
東洋にいては絶対に聞くことのできなかった話、ほとんどがアーサーの体験談。
菊は目を輝かせながら興味津々にアーサーの話を聞いた。
気がつけば日が落ちて、外は暗くなっていた、物静かなアーサーの部屋はただただ波の音が心地よく響いていた。
「波の音が心地いいです。それにお話も面白くてついつい長居してしまいました」
そう言い、菊は戻ろうと座っていたアーサーのベットから離れようとする。
すると、菊はアーサーに手をガッと掴まれた。
急な行動で少し混乱しながらも菊はアーサーの顔を見る。
「きょ、今日はここで過ごせよ、俺が許可してやるからよ、、、」
そう言ってアーサーは菊を部屋に引き留めた。
そして菊は元着ていた服に着替え、明日はどんな話が聞けるのだろうと少し心を躍らせながらアーサーのベットに腰蹴る。
後から寝巻きを着たアーサーがベットに横たわり優しくもっと近くにこいと手招きする。
それに従い菊はアーサーの近くに寄る。
誰かと添い寝をするのはいつぶりだろうと考えながらなれないふかふかのベットに横たわる。
するといきなり、手を触られる感覚がした。
アーサーが菊の手を握っていたのだ、普通なら急に触られると嫌だと思ったが、今はその温もりが気持ちよく、菊はアーサーの手を握り返した。
しばらくするとアーサーの寝息が聞こえ、寝たんだとわかった。
なんとも思わない楽しい時間、と思っていたが菊はあることに気づく。
そう、この人は海賊だ、そして私は殺されてもおかしくない立場、それに、海賊だって死なないわけじゃない、この人と離れてしまったら?そんなことが頭をよぎった。
そうか、この気持ちは持ってていい気持ちじゃない。
この愛の逃げ場所はどこだろう、白い空、遠い国、貴方のいないところ、、、ずっとずっと遠い場所、、、この気持ちはそこにしまっておこう、、、
アーサーがいなくなってしまったら、そう考えるとなんとも言えない気持ちが溢れてきた。
(この気持ちは私は背負うことができない、、、だから、、、この気持ちを伝えずにしまうことを許してください)
そう願い、アーサーにそっと抱きつきこれが最後と目一杯触れてから眠りに就こうとした。
すると、いきなり肩を掴まれ、いきなりベットに押さえつけられた。
「お前から誘ってくるなんて、、、随分大胆だな?」
昼間とは打って変わった態度のアーサーに菊は驚きを隠せず驚愕する。
「!?、ど、どうされたんですか、、、!」
菊はアーサーの瞳をみると、それは昼間までの目とは違う、欲情した男の瞳だった。
「せっかく我慢してたのになぁ?男は趣味じゃねぇからと思ってたが、これはなかなかそそるものがあるな」
アーサーは菊の唇にに自分の唇を押し当て、キスをする、するとぬるりと菊の唇に柔らかいものが当たる。
それはアーサーの舌で、菊の口の中に入り込もうとしていた、頑張って阻止していた菊だったがついには忍び込まれ、口の中を掻き乱される。
それは激しく息がしづらくなるほどだった、優しいキスではなく、激しく相手を殺すようなキス。
菊の唇は濡れ、赤い唇が赤い舌がねじれ絡み合った。
そのあとは、激しく、休む暇もなく抱かれた、抱かれたなんて優しいものではない、犯されたというのが正しいだろう。
菊は初めの方こそ抵抗していたが、途中からすんなり受け入れ、されるがままになっていた。
無理やりされて、嫌なはずなのに、嫌と感じない菊はやはり自分は病気なのではないかと疑うがそんなことどうでもよくなってしまうほどにアーサーの腕の中で乱れた。
「はぁっ、、、はぁっ、、、//」
「そんなに気持ちいいか?、またすぐイッちまったな?」
アーサーのが入っている状態でお腹の上を押さえつけられる。
「んんっ、、、!////」
「これでも感じちゃうんだな」
アーサーは菊に近づき、耳元で囁く。
「それにしても、今までで一番気持ちいい、男のくせにやるじゃねぇか」
そう言いながらイッたばかりの菊のナカを何度もつく。
「ぁっ//や、、、イッたばっか、、、/////」
「ほんっと、、、可愛いなお前、、、」
そういい、菊の涙と汗でとろとろになった顔にキスをした。
コメント
4件
無事に召されました.._:(´ཀ`」 ∠):
やばい最高です...!めっちゃ好きすぎます...!✨️