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とうとう、待ちに待った夏休みがやって来た。
仁人と学校の図書館で勉強をすることになった。
🩷「んー…ここ分かんなーい」
💛「あー、ここはこの公式を使えば……」
🩷「え、まじじゃん!天才?」
💛「かもね〜笑」
🩷「笑笑」
嫌いな勉強が楽しくなってるのは、仁人のおかげだ。
褒美はその時になったら…って言ってたけど、どうするんだろ?
そうして、あっという間に学校の門が閉まる時間になってしまった。
もうちょっとだけ、一緒に…
そう思い、この後遊べないか仁人を誘う。
🩷「仁人、この後ってなんか予定あったりする?」
💛「特に無いかな」
🩷「っ じゃ、じゃあ今から俺の家…来ない?」
💛「えっ? えっと……」
そりゃそうだよ。その反応になる。
けど、どうしても、仁人と離れたくない。
好きだから。
仁人と2人きりになりたいから。
🩷「あっ、ごめんいきなりで。嫌…だよね。」
💛「いや、じゃない…行く。」
🩷「えっ、!?来てくれるの?」
💛「もうちょっと…勇斗と居たいし、?」
上目遣いで耳を赤らめながらこっちを見ている。
やばい。可愛すぎ。
耐えられないかも。襲いた…
いやだめだめ…!!
まだ両思いになれていないんだから…。
🩷「と、とりあえず俺の家こっちだから一緒に行こ」
💛「うんっ」
世間話でもしながら、俺の家へ向かった。
🩷「ここが俺の家。1週間くらい親居ないから、気遣わなくていいから。」
💛「そう言われても…。 お邪魔しまーす。」
好きな人が、俺の家に入る。
めっちゃ嬉しい。俺の家なのに、ドキドキが止まらない。
とりあえずお茶を出し、横に一緒に座る。
隣に座っても、嫌じゃないんだ。仁人。
💛「…で、何するの?」
🩷「そうだなー。遊ぶって言ったけど、映画観るか?」
💛「映画いいね。観たい!」
🩷「じゃあこの恋愛映画ね。」
お菓子を少し持ってきて、仁人とソファに座りながら映画を鑑賞した。
ちょっとだけ、仁人を見てみると、真剣に映画を見ていた。
やっぱり綺麗な横顔だな〜。
シュッとした鼻、可愛く垂れている目、ぽてっとした唇。
綺麗な唇。キス…したら…どういう反応するのかな。
いやきもいきもい。ただでさえ、危ない状況なのに、こんなことを思ってちゃダメだ。
ジーッと見ていると、その視線に気づいたようで、仁人は驚いていた。
💛「なっなに!? なんか…顔に付いてた?」
ちょっとだけ、いたずらしてみるか。
🩷「いや、仁人の横顔綺麗だな〜って思って。」
💛「な…なにそれ…意味わかんないし。」
そう言いながらそっぽを向いてしまった。
照れ隠し?
耳赤いの、バレてるのに。可愛いやつだな笑
ちゃんと映画を見ていると、肩に重みを感じた。
肩を見ると、仁人が寝ていた。
やばい、だめでしょ…こんなの。
めっちゃ可愛いし…俺の理性保てないよ、?
…仁人は寝てるし、ちょっとだけ。ほんとに一瞬だけ、おでこにキスしても…バレないよね?
そう思い、行動に移す。
チュッ
ほんとは唇にしたいけど、寝てるからってそこまでしちゃダメか笑
このまま寝かせようか…と思ったけど、流石にもう20時だし、仁人の親さんが心配するだろう。
🩷「仁人、起きてー」
💛「んー…… …?!あぇ、まって、ごめん、肩…」
🩷「全然いいよ笑 もう20時だし、そろそろ帰らないとでしょ?」
💛「…実は俺も今日親いないんだよね。」
なになに?誘ってるの?
泊まっても良い?にしか聞こえないよ?
もう限界。告るのは花火大会の日にしようって決めてるから、まだ告らないけど、これは仁人を帰らせちゃダメだな。
🩷「そっか」
💛「…?」
🩷「泊まりたいんだ?」
💛「…(コクッ)」
🩷「ははっ笑 じゃあ、夕飯食べよ。何食べようか?」
💛「勇斗、この前俺の手作り食べたいって言ってたでしょ?だから…俺が作っても良いかな?」
🩷「えっ、まじで!? 良いの?」
💛「うん!冷蔵庫見ていい感じ?」
🩷「良いよー」
まさか作ってくれるとは思わなかった。
楽しみだなぁ、仁人の作るご飯。
めちゃくちゃ良い匂いが漂ってくる。
ハンバーグかな?早く食べたい!!
💛「できたよー」
🩷「ぅわぁ…!!めっちゃ美味そう…」
💛「ありがと笑 さ、食べよ」
🩷「うん!いただきまーす」
💛「いただきます」
🩷「う、美味ぁ…泣」
仁人の手作りハンバーグ、まじで美味い。ずっと食べていられる…
仁人と同棲してみたいなー…
💛「パパっと作っただけだよ、笑」
いつも”パパっと” と言うけれど、俺にはそんな簡単に作れないから羨ましい。
世間話でもしながら、食べ終えた。
🩷💛「ご馳走様でした」
🩷「仁人のハンバーグ、まだ食べれるわ笑」
💛「じゃあまた、いつか絶対作るから。その時も楽しみにしててね?」
🩷「うん!ありがと」
また作ってくれるんだ。嬉しい。
…その”いつか”が早くなれば良いんだけど。
🩷「そろそろ風呂入るか?」
💛「そうだね。…あ、でも着替えとかなんも無いや…とりにいってくる、!」
仁人はそう言ったけど、夜に一人で行かれるのは不安で、仁人の腕を掴んだ。
🩷「まって、あの…俺の新品の予備の下着あるから、それで良いよ」
💛「ほんとに?なら…お言葉に甘えて…」
🩷「置いとくから先入っといで。」
💛「ありがと、じゃあお先失礼」
風呂場に案内し、俺はソファでスマホをいじる。
💛「……と?勇斗ー?」
俺はソファで寝落ちしていたようで、仁人が起こしてくれた。
🩷「…ぁ、ごめん…寝てた」
そう言って仁人の顔を伺うと、少し顔が赤くなっているような…?
風呂上がったばっかりだからかな。
💛「…貸してくれてありがと」
🩷「良いよ。そんくらい。」
俺はそう言いながら、風呂に入っていった。
仁人が入ったあとの風呂…
と、とても変態な思考をしていた。
俺が貸したパジャマめっちゃ似合ってたし、ちょっとぶかっとしていたのがまた良くて、心臓がうるさくなる。
俺以外には、その姿を見せて欲しくなくて、独占欲がどんどん強くなる一方だった。
🩷「仁人出たよー。」
って、またソファで寝落ちちゃってる…。
ベッドに運ぼう。
🩷「よいしょっ。軽…」
軽くてちゃんと食べてるのか心配。
…そして、お姫様抱っこをしているため、仁人の顔が近くなる。
何回も見てきたのに、仁人が可愛すぎて、好きすぎて、襲いかかりそうになった。
セミダブルのベッドに隣同士だけど…仁人、許してくれるかな?
🩷「おやすみ、仁人」
俺はそう言い、すぐに眠った。
🩷「…ん…」
思っていたよりぐっすり寝れたようで、良い目覚めだった。
隣を見たら、まだ仁人は寝ていた。俺の方向きながら寝てる。可愛い。可愛すぎ。
ちょっとの時間眺めていたら、仁人はゆっくり目を開けた。
🩷「おはよ、仁人。よく寝れた?」
💛「ゎ…わぁっ! …おはよ、うん、寝れたよ」
びっくりさせちゃった、笑
🩷「良かった、」
🩷「あ、朝ごはん作るから座ってて」
💛「ありがと」
寝癖かーわいい。
🩷「どうぞー。」
目玉焼きと、トースト。まぁ、王道なメニュー。
💛「ありがと、美味そ」
美味しいって、喜んでくれて俺も嬉しくなる。
そんな幸せも束の間。
仁人は今日、早めに塾があるらしい。
もっと居たかったな…。
🩷「じゃあ、また連絡して。花火大会、楽しみにしてる」
💛「俺も。…ありがとね、いろいろと」
🩷「全然〜」
💛「じゃあバイバイ!」
🩷「ばいばーい…」
行っちゃったな〜。
早く、明明後日になって。
仁人に絶対浴衣を着させるし、花火をよく見れる穴場も探しておいたから、そこで絶対に告白をする。
振られるかな……
けど、ちょっと期待させて。
あんなお泊まりのお誘い、もう俺に気があるようにしか思えないもん。