テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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自由に！なりたい暴走族モドキ

第9話 - 第9話スケープゴート

2022年09月29日

#創作

神無月冬空○△□

私

情、私欲、我欲、わがまま、エゴイズム、利己主義、自己中心的、自分中心主義、身勝手、独りよがり、独断的、強圧的な態度をとる、傲慢、横柄な態度を取る、偏狭さ、頑固、融通がきかない、思いやりがない、恩知らず、高慢ちき、上から目線、うぬぼれる、自分の都合しか考えない、自分さえ良ければそれで良い、自分を特別扱いしない者は許さない、自分に逆らう者を許さない、自分に従わない者を憎む、人を見下す、自分が正しいと思い込んでいる、人の話を聞こうともしない、人をバカにする、他人の意見に左右されやすい、他人の意見を認めない、他人のせいにしがち、自己正当化をする、自己顕示欲が強い、自分大好き人間、ナルシスト、自信過剰、プライドが高い、虚栄心が強い、自意識過剰なタイプ、他罰傾向、被害妄想癖がある、恨みを抱きやすく復讐しようとする傾向がある、妬み嫉みが強く攻撃的になる、自己中心的な言動が目立つようになる、自尊心の固執、自画自賛する、見栄を張る、表面的に取り繕おうとする、責任転嫁する、言い訳が多い、他人の気持ちを考えない、空気が読めない、口先だけの嘘つき、本音を隠したがる、人の話を聞いていない、他人の悪口を言って回る、陰険、ずる賢く抜け目がない、傲慢な態度をとる、人を騙そうとする、人を傷つける発言を平気で行う、自分を褒めてくれる人に好意を持つ、自分を認めてくれないと怒る、他人を見下している、自分の意見を押し通したがる、自分の価値観が正しいと思い込んでいる、わがまま、甘え上手、思い通りにならないと拗ねる、我慢ができない、自分勝手、マイペース、気分屋、自己中心的、我田引水、図々しい、厚顔無恥、身勝手、天上天下唯我独尊、八方美人、我が道を行く、利己主義者、好き放題に振る舞う、自分だけよければそれでよし、やりたいようにやる、自分が一番偉いと思っている、人のせいにする、恩知らず、人の話を聞かない、他人の不幸を願う、他人から愛されようと思って行動する、裏切られると恨む、裏切り返す、相手が悪いと思う、相手のことを責め立てる、自己弁護してばかりいる、文句を言う、被害者ぶっている、逆恨みをする、人の批判しかしない、人の欠点をあげつらう、他人の足を引っ張ろうとする、他人を批判し貶める、自分は正しいと主張する、間違っていても認めようとしない、正論を振りかざす、揚げ足を取ろうとする、自分の非を認めない、反省の色を見せない、自分の過ちを認めず開き直る、自分に都合の悪いことは忘れようとする、自己陶酔に浸る、他人を罵倒する、無理解を示す、物事を単純化させる、事実を無視する、理路整然と語れない、論理的な考えができない、感情的になりやすい、短絡的で衝動的、情緒不安定、短慮、感情に流される、楽観的、無知蒙昧、根拠のない自信がある、現実逃避する、想像力の欠如、浅薄さ、幼稚さ、無分別、無思慮、軽率、軽はずみな行動を起こす、軽々しく口にする、後先のことを考えずに行動してしまう、その場限りの行動を取る、刹那主義的、破滅型、享楽的、刹那的、退廃的、無計画、無謀、無神経、無頓着、無思慮、無防備、無鉄砲、無感動、無反応、無関心。

病名：スケープゴート症候群ある日突然、「お前が悪い」「俺は何も悪くない」と言われ、冤罪をかけられたとする。その時あなたならどうするだろうか。警察に駆け込む？弁護士に相談する？それとも黙秘を続ける？答えは人それぞれだろう。しかし……それでも自分の無実を主張し続ける人間がいるとすれば、それは本当に正しいのか。自分が悪かったと認めれば楽になれるかもしれない。そうすればきっと罪も軽くなるはずだ。もしそれができないのならば、この先ずっと苦しむことになる。果たしてどちらが正しい選択なのか。

この小説では……正義とは何かを問う物語である。

「正義」という言葉は便利だ。だが……その言葉だけで物事がすべて解決するほど甘くはない。「正義」とはあくまでも個人の価値観にすぎず、「正義」を主張する者が必ずしも正しいとは限らない。また「正義」を主張し続ける者は常に少数派になる運命にある。そして「正義」が多数派になれば、今度は「悪者」を作り出して攻撃を始める。「正義」という言葉にはそういった側面もあることを理解しなければならない。

正義の味方の仮面を被った悪党。それが現実に存在する以上、「正義」なんて言葉はただの言葉にすぎない。「正義」を語る人間が「悪者」になりうるという事実を認識しなければならない。

だがしかし……「正義」が絶対だと盲信する者がいる限り、それは永遠に続くだろう。だからといって……自分の信じるもの以外のすべてを否定すればいいというものでもない。「正義」はただの価値観に過ぎないからだ。それ故にこそ、「正義」という言葉には様々な解釈が生まれてくる。たとえば……「正義」のために戦う戦士がいたとしても、その者は必ずしも「正義」を信じてはいないかもしれない。そう考えると、「正義」の定義は難しいといえる。また、世の中では時に「正義」が「悪」とみなされることがある。だが、本当にそうなのか？そもそも「正義」とは一体何か？なぜ「悪」なのか？結局のところ、この世で最も強いものは「愛」ではなく「金」なのだから……。

『正義』の対義語は何だろうか？一般的には、『義理』『人情』『倫理』などが挙げられよう。しかし、この世にはそれらに当てはまらないものもある。例えばそれは……悪徳商法。詐欺罪は、「人を欺いて財物を交付させること」「財産上不法の利益を得ることを目的として虚偽の広告をし、又は流布すること」となっている。つまり、騙してお金を奪うことが犯罪となるわけだ。

では、その逆に考えてみる。例えば……「騙すこと」「奪うこと」が犯罪とされる世界で、それを楽しむ者がいたら？しかもそれが、人を傷つけることなく楽しめたら？そう考える者は誰なのか……答えは一つしかない。

犯罪者を取り締まるために存在する警察官こそ、もっとも法律に反した存在であると言えるだろう。

だが……今まさに、一人の少女がその道へと足を踏み入れようとしていた。

「あのー、すいません」

少女は交番の前で立ち止まると、おそるおそる中に声をかける。だが返事はない。

「すいません！」

今度は少し大きな声で言ってみた。それでもやはり反応はなかった。仕方なく少女は中に入ろうとする。だが扉に手をかけたところでふと思い出し、ポケットから警察手帳を取り出した。そこにはこう書かれている。

【特別捜査官】

「失礼しまぁす」

ゆっくりとドアを開けると……そこには見知らぬ男が立っていた。その男はこちらを見てニヤリと笑う。

「お前が……あの有名な探偵、シャーロック・ホームズの孫なのか？」

「え！？」