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『あなたの涙を飲んで
あなたの吐息を吸って
あなたの言葉を噛んでいたい
綺麗な髪を数えて
歪な痣をなぞって
静かな瞳に棲んでいたい
look at the sea
look at the flower
look at the bird
醒めないでいてね』
『あなたの憂いに酔って
あなたの重さも愛し
あなたの嘘なら信じていたい
いっそ嫉妬に酔って
いっそ悪意も愛し
全部嘘でも信じていたい
look at the sea
look at the flower
look at the bird
醒めないでいてね』
『汚れないで触らないで
死ぬまで知らずにいようよ
求めないで目を塞いで
気づかないふりでもいいよ
恐れないで変わらないで
世界に二人でいいよ
手を繋いで離さないで
醒めないでいてね
あなたの髪を数えていたい
綺麗な髪を数えていたい
あなたの髪を数えていたい
髪を数えていたいだけ
look at the sea
look at the flower
look at the bird
醒めないでいてね』
歌い終わるのと同時にピロンッと部屋の外から音が聞こえる
誰かの通知音??と思い深くは考えなかった
その時のアイの部屋の前では…。
アビス「ワース!ワース!!」
勉強しているワースを机から引っぺがしたアビスはアイの部屋の前に連れていく
ワース「んだよ…勉強してぇんだけど」
アビス「シー、少し静かに」
耳を澄ますと綺麗な歌声が聞こえてくる
ワース「アビス マジでありがとな」
アビスの肩をむんずと掴んだワースは笑う
そして録音機を作動した
アビス「な、え…??犯罪じゃないですよねこれ」
ワース「当たり前だろ 笑
逆にどこが犯罪なんだよ」
アビス「そりゃ女子の部屋の音(声)を録音してることじゃないですか」
ワース「……確かにな」
少し考えたワースだったが結局最後まで録音するのであった
ワース「歌姫なのか?アイツ」