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第十六話 はちゃめちゃ会議
あれから一週間。
俺たちはそれぞれetさんやetさんの周りについて調べた。
そして今まさにそのわかった情報を交換しようとしているところだった。
ya「じゃあまず俺から」
yaくんがそう言い、話し始める。
ya「俺はetさんが普段食堂を利用してるのか調べたんだけど、普段はあんまり利用してないみたい。基本的にクラスで友達で集まって食べてるっぽい。あと食堂のご飯を全部食べれるほど大食いでも無さそうだった」
tt「なるほどな」
jp「じゃあ次俺」
yaくんの報告が終わり、続けてjpが話し出す。
jp「俺はetさんの交友関係について調べたんだけど…なんかめっちゃ友達多かった。交友関係広すぎて正直めちゃビビった」
tt「お前が言えたことじゃないけどな」
jp「えへへ!まあね〜…って、それは置いといて!」
jpはゴホンと咳払いする。
jp「でも、そんな中でも特に仲良い子がいるみたいなんだよね。naさんって子なんだけど…その子、最近学校にきてないみたい。これが関係あるかはわかんないけど。…あ、そうだ。etさんとnaさんは学園の寮に入ってて、同じ部屋らしいよ」
tt「…なるほどな。じゃあurは?」
俺は続いてurに話を振る。
ur「俺はetさんの経歴的なのについて調べてきたぜ。なんとetさん、中学のころはヤンキーだったらしい!」
tt「や、ヤンキー?」
あの子が?ほんまに?
ur「まああくまで噂だから真偽はわからないけどな」
tt「絶対ガセ情報やろ…」
ur「まあそれは一旦いいとして、実は俺もそのnaさんって子の情報を手に入れていて…」
tt「ほう」
ur「etさんとnaさんは中学の頃から仲が良かったらしい。いつも一緒にいたんだとか」
tt「ほ〜ん」
なんやろ…なんかそのnaさんって子、気になるな。
その子について詳しく調べるのもありやな。
tt「それじゃあ情報交換できたことやし…」
jp「じゃあ最後!ttは?」
tt「……え?」
jpの言葉に俺は内心冷や汗をかく。
jp「…?tt?」
tt「……その…」
俺はぼそぼそと呟く。
tt「俺はこの一週間、ずっとetさんのこと見てたんやけど…」
jp「…ん?う、うん…?」
tt「あまりにも見過ぎだせいでetさんの友達にetさんのストーカーやと勘違いされて…結局接触不可になってなんも情報ない…です…」
俺の言葉に3人は一瞬ぽかんとした表情をし、次の瞬間、
jp「…ぷっw」
ya「…っ〜w」
ur「くっ…ふっw」
一斉に吹き出した。
tt「笑うなよ!!」
ya「ご、ごめんtt…wそれはどんまい」
ur「まあ、そういうこともあるよな…w」
tt「うぅっ…」
jp「あははははwはははははww」
tt「jpお前笑いすぎや!!!お前も2人みたいにフォローしろよ!!!」
ほんまこいつむっかつくぅ〜!!!
いや、なんも情報入手できひんかった俺が悪いけども!
tt「と、とにかく!わかった情報から今からやるべきことは決まったな!」
俺は3人を見渡す。
3人はああ、と頷く。
そして俺たちはせーのでこう言った。
jptt「「naさんについて調べる!」」
yaur「「tt/ttさんがストーカーだとかいう誤解を解く」」
……ん?
tt「ちょ、ちょっと待て?…え?yaur、お前ら今なんて言った?」
いや、もしかしたら聞き間違いかも知れへん、うん。
yaur「「tt/ttさんがストーカーだとかいう誤解を解く」」
tt「あ…そっすか…」
聞き間違いやなかった…。
tt「えっと…なんでその結論に至った?ちゃんと話聞いてた?俺らの目的わかってるよな?」
ya「もちろん聞いてたしわかってるよ」
ur「でもその前に誤解はちゃんと解いとくべきだって」
tt「いや…誤解解いてくれようしてくれんのは嬉しいけど別に今1番するべきこととちゃうやろ…」
呆れのあまり頭が痛くなってくる。
ya「でも俺、ttがそんな誤解されたままなんて耐えられないよ!」
ur「ttさんがストーカーするわけないのに…」
tt「2人とも…」
そんな俺のこと思ってくれて…
ya「そもそもttがその女が好きとかありえないし!」
…ん?
ur「そうそう、もしそうだとしたら俺らが黙ってないっつーの!」
んん!?
…これ、別に俺を思ってとかじゃなくてシンプルに俺がetさんを好きって勘違いされてるのが嫌なだけってこと……?
jp「も〜2人とも!気持ちはわかったけど今はそれどころじゃないでしょ!」
するとjpが珍しくまともなことを言い始める。
jp「naさんについて調べなきゃ!ttの誤解を解いてる場合じゃないよ!てか誤解解く必要なんて別にないでしょ。ttがストーカーって勘違いされてるとかめちゃくちゃおもろいじゃん!」
…前言撤回。
こいつもまともじゃなかったわ。
むしろ1番タチが悪い。
tt「…全くもっておもろくはないけど、jpの言う通りやで?俺らの目的は大罪を犯してる人を見つけることやねんから。な?」
俺は2人のことを上目に見つめる。
すると2人はなぜか少し頬を赤らめながら頷いた。
ya「わ、わかった…//」
ur「ま、まあ…ttさんが言うなら…//」
ほっ。
2人が納得してくれたようでよかった〜。
tt「よし、それじゃあnaさんについて調べるで〜!」
俺は元気よく声を上げる。
それから俺たちはこれからのことについて夢中になって話し合う。
全員完全に会議に集中していた。
そのせいで…俺たちはとあることに気づいていなかった。
俺たちが話していることを、
et「…なんとかしなくちゃ」
1人の少女がひっそりと聞き耳を立てていたことに。
続く
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