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ちーーず
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#かはさんお~いで!
『笑っている君が、一番心配だった。』
「気づき始めた5人」
翌日
朝の教室。
けちゃ「ちぐ、おはよー!!」
ちぐさ「おはよぉ!!」
ちぐさはいつも通り、明るく笑っていた。
ぷりっつ「今日なんか眠そうやな?」
ちぐさ「えっ!?」
ぷりっつ「目、ちょっと眠そう。」
ちぐさ「昨日ちょっと夜更かししただけ!」
まぜ太「またかよ。」
ちぐさ「えへへ……。」
あっと「ちゃんと寝ないと体調崩すよ。」
ちぐさ「大丈夫!!」
その言葉を聞いた瞬間。
5人が一瞬だけ黙った。
ちぐさ「……?」
けちゃ「……。」
ぷりっつ「……。」
まぜ太「……。」
あっと「……。」
あっきぃ「……。」
ちぐさは不思議そうに5人を見る。
ちぐさ「な、なに?」
けちゃ「……ううん!」
けちゃが笑う。
けちゃ「なんでもないよ!」
休み時間
ちぐさが席を立つ。
ちぐさ「ちょっと飲み物買ってくる!」
あっと「俺も行く。」
ちぐさ「いいよ!一人で行けるって!」
あっと「そう?」
ちぐさ「うん!」
ちぐさはそのまま教室を出ていく。
扉が閉まる。
――静かになる。
ぷりっつ「……なぁ。」
まぜ太「ん?」
ぷりっつ「ちぐ、最近なんか変じゃない?」
あっきぃが顔を上げる。
あっきぃ「……。」
まぜ太「……お前も思った?」
ぷりっつ「うん。」
あっと「俺も少し思ってた。」
けちゃ「……僕も。」
4人があっきぃを見る。
あっきぃ「……俺も。」
少しの沈黙。
ぷりっつ「やっぱり?」
あっきぃ「うん。」
まぜ太「具体的に何が変なんだ?」
あっきぃは少し考える。
あっきぃ「……分からない。」
あっと「俺も。」
けちゃ「でも……。」
けちゃが俯く。
けちゃ「前より、無理して笑ってるように見える。」
4人が黙る。
ぷりっつ「……。」
まぜ太「……。」
あっと「……。」
あっきぃ「……やっぱり、そう見えるよね。」
そのとき――
ガラッ。
ちぐさ「ただいまぁー!」
5人は一斉に顔を上げる。
ちぐさ「……?」
ちぐさ「みんな、どうしたの?」
あっきぃ「いや、なんでもないよ。」
ちぐさ「そっか!」
にこっ。
ちぐさは何も知らずに席へ戻る。
5人は互いに顔を見合わせる。
放課後
6人で帰る途中。
けちゃ「ねぇ、今日どこ行く?」
ちぐさ「どこでもいいよ!」
ぷりっつ「じゃあゲーセン!」
まぜ太「お前またかよ。」
ぷりっつ「ええやん!」
あっと「まあ、たまにはいいんじゃない?」
あっきぃ「じゃあ決まり!」
みんなで歩く。
すると。
ちぐさが少しだけ後ろに遅れた。
けちゃ「ちぐ?」
ちぐさ「……ん?」
けちゃ「大丈夫?」
ちぐさは一瞬だけ驚いた。
そして――
ちぐさ「うん!大丈夫だよ!」
にこっ。
けちゃは笑う。
でも。
その笑顔を見ながら、少しだけ不安そうな顔をした。
ゲーセン
6人でゲームをする。
ぷりっつ「よっしゃぁ!!」
まぜ太「うるせぇ!」
ちぐさ「あははは!!」
笑い声が響く。
その中で。
あっきぃがちぐさを見る。
けちゃも見る。
ぷりっつも。
まぜ太も。
あっとも。
――5人全員が、少しずつ気づき始めていた。
いつものちぐさ。
いつもの笑顔。
いつもの「大丈夫」。
でも。
それが本当に「いつも通り」なのか。
まだ誰にも、答えは分からない。
ただ5人の中に――
小さな不安が生まれ始めていた。
――第7話・終わり。
コメント
2件
ちぐちゃん、、、みんなも気づいてるよね、 ちぐちゃん何を隠してるの、? 続きまた待ってる!
うん…読んだよ。このエピソード、すごく心に残った。 「大丈夫」って笑うちぐさの顔が、逆に心配になるんだよね。5人みんなが気づき始めてるのに、まだ言葉にできなくて、見てるしかできないもどかしさが伝わってきた。 特にけちゃの「前より、無理して笑ってるように見える」って台詞が刺さった……。日常の小さな違和感を丁寧に描いてて、続きがすごく気になる。 みぃさん、こういう静かな不安の積み重ね、本当に上手だね。大切に読ませてもらうよ。