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コメント
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おおお、今回も胸キュン回…!!😭💕 真希さんが矢車さんと薄荷さんにお洋服買ってあげるって優しすぎない!?しかもドラコスから教えてあげるとか現実的でめっちゃいい人感がにじみ出てる…✨ そして何より、ヤカが真希さんの笑顔だけで訳もなくときめいてる描写が尊すぎてやばい…!!「この気持ちはなんだろう」って自覚し始めてるの、これまさしく恋の予感じゃない?😳💖 買い物デート楽しみにしてるね!!
真希氏が、玄関のインターホンをカメラ付きインターホンにするとのことで、朝早くから工事のために業者が来た。真希氏は椅子を持ってきて座って、工事している業者を見ている。見張るとまでは行かないが、見ていないところで手を抜かれるのは嫌だとのことだ。 私はと言えば、一応人の姿は出してはいるが、半分真希氏の後ろに隠れている。いや……この姿は全く普通の人間の姿ではないし、知らない人の前に出るのはどうも気後れが……人の姿をしっかり作って、感情と表情をつなげて普通に振る舞えるようになれば、こんな気後れも少しはマシになるだろうか?
工事は30分ほどで済み、真希氏は業者にお礼を言って、業者は片付けて帰っていった。その時、館全体の空気の入れ替えを終えた矢車氏と薄荷氏が玄関ホールを通りかかり、真希氏は2人を見て何か気になったことがあったらしい。
「ねえ、2人とも、いつもそのエプロンドレスだけど、それ普段着なの?」
2人は、いつも黒いワンピースに白いエプロンをつけた格好だ。
2人とも「「いえ」」と首を横に振った。
「普段着は和服です、巫女装束です」
「この服は、姉弟子たちがカフェーで働いてた時のお下がりです、女給の服なら家事手伝いにいいかなと思って」
真希氏は首を傾げた。
「普通の洋服はないの?」
「あんまりないです」
「マジ……?」
真希氏は若干引いた。矢車氏はワクワクした顔で言った。
「だから、今度の土日にお洋服も買いに行きたくて」
{和服はどのようなものを着ているのか?}
私は2人に聞いた。和服で暮らすことは別に困難ではないだろう。100年前は皆そうだったのだから、洋服がなくても十分暮らしていける。
しかし、薄荷氏の話で少しどうかと思った。
「巫女装束がお仕事着で、あとは農作業用の野良着と、あとは寝間着の浴衣ですね」
{最低限だ……}
「いや訪問着と晴れ着もあります! 一応!」
{それはよかったが、しかしもう少し服があってもいいのでは?}
年頃の女性なのだから。
真希氏は少し考え、そして言った。
「ねえ、2人とも、土日の予定前倒ししない? 服なんでも買ったげるわ」
薄荷氏は「え!?」と目を見開き、矢車氏は「いいんですか!?」とキラキラの目になった。真希氏は続けて言った。
「化粧品も、ドラコスでよければいいの教えてあげる」
薄荷が首を傾げた。
「どらこす?」
矢車氏が説明した。
「ドラッグストアで売ってる安めの化粧品。コスっていうのはコスメで、まあ化粧品のこと」
真希氏は苦笑した。
「デパコス……デパートのコスメは縁遠すぎて教えてあげられない、悪いけど」
そうだ、真希氏は遺産を相続するまでは、贅沢できる環境にいなかったのだ。
真希氏は笑った。
「じゃ、早くお仕事済ませて、早くお昼食べて、午後はお買い物!」
{私も分体を付いて行かせたい}
真希氏は外では車椅子だ、困ることもあるだろう、前も危ない目に遭ったし。
「うん! ついてきて! ありがとう!」
真希氏は、私にも笑いかけてくれた。
……最近、真希氏が私に笑いかけてくれるだけで、喜びとも興奮ともつかない気持ちになる。この気持ちは、いったい何なのだろう?