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二人は笑顔で頷きあった。そして少年は少女と二人で航海しながら様々な場所を探し回った。
時には戦艦や船などに出会い、時には人間が住んでいたと思われる場所にたどり着くこともあったが、
結局誰も見つけることができなかった。
それでも二人は諦めずに航海を続けた。
そしてある日、少年は海の真ん中で釣りをしていると「何かかかったぞ!」
少年は釣竿を力強く引くと大きな魚が釣れた。
その魚は非常に大きく重かった。
少年と少女は協力してその魚を船に引き上げた。
魚を捌いて食事をしながら二人は話し合う。
「これでしばらく食料に困らないね」
「そうだな」
少年は少女の言葉に同意した。
だがふとあることに気づいた。
「もしかしてこの魚は普通の魚じゃないんじゃないか?」
「だってこんなに大きいし」
少女もその可能性に気づき驚いた表情を浮かべる。
「じゃあこの魚はどうやって捕まえたの?」
少年はしばらく考えた後言った。
「もしかしたら他の生物が食べた後なのか」
「だったらこの魚の中にまだ食べられてない部分があるかもしれないぞ