この作品はいかがでしたか?
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ーー千冬「なんで声が聞こえるんだ、、泣」
「俺の幻聴、?泣」
《違いますよ!松野くん。》
『お前の上着のフードに装置を入れた!!』
《そのため、会話ができます。
松野くん。君は、どうして反社へ?》
ーー千冬「お、俺は、、一応、、誘拐されて、
監禁されてるって、感じです、、ね、、」
《そうなんですね、今の状況、どういうことか分からないと思います。我々がそちらに助けに行きます。
ですから(( 》
ーー千冬「でも、みんなにとってこれは、幸せだって、、、」
これを止めることも出来ない。でも止めたい。
どうすることも出来なくただ従うしかない俺には、
どうすることも出来なくて、、
《唐突に言いますね、この未来、変えたくないですか?》
ーー千冬「変えたい。変えたいけど、、」
『変えようぜ。みんなこんなこと望んでねぇ。』
『こっち側にならないか?』
『みんなの幸せのためにも。』
ーー千冬「みんなの、、幸せ、、なる、、なります、、」
俺は、みんなの幸せのため、この未来を変えるため、警察と手を組んだ。
そ
の
日
か
ら
俺
は
、
み ん な の ユ ダ 。
裏
切
り
者
に
な
っ
た
。
バ レ ても 別 に 構 わ な い 。
元 は 死 ん で い た の だ か ら 。
とは言っても、この装置をどこに隠そうか。
ポケットは洗濯機に入れっぱだったら嫌だし、
体にみにつけるのは水没が怖い。
あ!!そうだ。三ツ谷くんから貰ったくまのぬいぐるみの腕の部分に埋め込もう。
縫い目から入れようとしたが、ほつれてしまった。
修理を頼みに行こう。バレないといいな、
3回ノックして返事が来たらドアを開ける。
大丈夫。ちゃんと涙を出してる。名演技だ。
ーー千冬「み、三ツ谷くん、、泣」
ーー三ツ谷「おぉ!?どうしたどうした!?」
「何があった?」
心配して駆けつけてくれる彼の姿に少し胸を痛めながら、
ーー千冬「クマのぬいぐるみがッ、ぅ、ヒグッ、、ほつれちゃって、、、泣」
「三ツ谷くんから貰ったのにッ、ヒグッ、、泣」
ーー三ツ谷「すぐ治してやるからな、!」
彼は針で丁寧に元に戻してくれた。
ーー千冬「!!ありがとうございますっ!!泣」
「良かったなぁァ、、スフィンクス、、泣」
ーー三ツ谷「すげぇ名前だな、(笑)」
ーー千冬「んふふっ、泣」
優しい彼に心が痛む。俺がわざとやりましたなんて痛まないわけが無い。
ごめんなさい、三ツ谷くん、
ーー三ツ谷「千冬も今度から集会さんかな。」
「分かったか?」
ーー千冬「はい!」
集会ということは、何か事持つ方が掴めるかもしれない。
部屋に戻ると春千夜くんが座っていた。
ーー千冬「どうしたんすか?」
ーー春千夜「あ、来たか。」
「今から任務行ってくるからよ、灰谷達とよろしくな。」
ーー千冬「…………そうだった、、」
なんでアイツらと、、、とか思いつつも彼が部屋を出ていくのを見つめる。
ーー春千夜「いい子にしとけよ?」
ーー千冬「はーい 、」
とは言っても、このクマを日頃的に離さない方がいいな。
お風呂も、もし、洗濯されそうだったら全力で阻止しないと。
大丈夫。ゼッテェ離さねぇ。そうすればいいだけの話。
そんなことを思っているとドアが開き、灰谷たちが登場。
ーー竜胆「餓鬼っぽい部屋だと思ったらんな事無さそうだな。」
ーー蘭「男の子って部屋じゃね?」
ーー竜胆「たしかにな。」
ーー千冬「ぁ、えっと、、」
ーー竜胆「さて、何して遊ぼっか?千冬。」
馴れ馴れしくグイグイとくっついてくる灰谷弟。悪い人では無いのか…?いや、反社なんだから悪い人か、
灰谷兄はじっと微笑みながら見つめてくるだけだし、
やっぱり不気味な奴らだな、
ーー竜胆「何そのクマ。かわいーじゃん。」
ーー千冬「三ツ谷くんが作ってくれたんです 。」
ーー竜胆「そっかー。良かったなぁ〜」
ーー蘭「なぁ、なんでそんなにべとべとくっつくんだ?」
俺が1番聞きたかったことを兄が言ってくれたようだ。
ーー竜胆「えぇ〜?わかんねーの?兄貴。」
「俺らの三男松野千冬。弟にベトベトして悪いかよ?」
何言ってんだこいつーーーーーーー!?!?!?!?
誰がいいって言った!?俺には兄ちゃんいるし!!何言ってんだこいつ!!
本当に何言ってんだ!?また適当なこといいやがって!!
何とか言えよ灰谷兄!!ツッコめよ!!
ーー蘭「それもそうだな(笑)」
何言ってんだてめぇぇぇえぇぇぇ!?!?!?
止めろよ!!バカ!!お前ら2人ともバカ!!誰がいいって言ったよ!?
ーー千冬「ぁ、あの、、なるとは一言も、、」
ーー竜胆「なるよな????」
すごく圧をかけてくる。体格差と、彼らがすごく大きく見えてひよってしまう。
俺の頭の中には今現在進行形で
「俺が勝手に三男にされて喜んでるヤツいる!?」
「勝手に三男と言われて迷惑だって思わねぇやついる!?」
「いねぇよなぁぁぁぁ!?」
「灰谷潰すぞぉぉっ!!」
っていう声がする、、、、
ーー千冬「な、、なります、、」
今心の中の俺がめっちゃ怒ってます、、
「てめぇいいのかよ!?ひよんなやぁぁぁぁ!!」
ーー千冬「ぇっと、、、」
ーー竜胆「何して遊ぶか?」
「なんでもいいぞ。」
なんでもいいって、中身16歳の記憶あるんですけどぉぉぉ、、
なんならこっちでも中一だし、遊ぶことなんて、、
……嘘。やっぱり遊びたい。
強がりました。すみません。
ーー千冬「かくれんぼ、、したいっす、」
ーー竜胆「おぉ。久々に聞いたわ」
ーー千冬「やりましょ !!」
ふっ笑 。計画通りだ、この隙に離れなくちゃいけない気がする。何故かって??俺の本能がこいつらから離れろと言ってるからだよっ!!!!
コメント
2件
1コメ!!千冬ちゃんかくれんぼしたいの可愛い笑笑 蘭ちゃん!竜ちゃん!千冬は私の弟だからね!!!((は?