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番外編。
ストーカーの理由
母『 実はね、あなたには双子がいたのよ。 』
んなもん知ってる。散々ストーカーされた。
母『 覚えてないかしら。小さいとき、ずっと一緒に遊んでたのよ。 』
『 大人になっても、その子の話しなかったから、もう忘れてるのかなって。 』
どうやら私は彼のことを忘れていたみたいだ。
母『 これ、あなたのスケッチブック。 』
中を開くと、そこには『渡辺翔太』の幼少期のような絵が描かれていた。
そうだ。私、絵得意なんだった＿
渡『 なにかいてるの〜？ 』
〇「 しょーた。 」
渡『 じょうず。もっとかいて！ 』
〇「 いいよ〜 」
あんな会話、今じゃしたくないよ。
渡辺side
数年前…。
渡「 俺、忘れられたのかな。 」
向『 もう20年以上前やろ？んなもん忘れるわな。 』
渡「 でも家族だぞ…。 」
向『 5歳で別れたならそら忘れるわ！ 』
渡「 ストーカーしてみたら…どうなるのかな…。 」
向『 あかんて！絶対トラウマなる！ 』
俺はただ、 思い出して欲しかった。
それだけだった。
〇〇の事をもっと知りたい。 双子だから全部知りたい。
俺のやり方は下手くそだった。
コメント
5件
またひとりで出かけるのに怖くなってしまったw
