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今回はきどかぶです
それではどうぞ
(なんだ…誰か近くにいる…)
目を開けてみると城戸の顔がすぐ近くにいた
「なっ…!?」
「おはようさん。まぁ、びっくりするよなぁ」
「な、なんで、お前が!」
「君がいきなり寝ちゃったから俺がここまで運んだんよ」
「なんだと!?」
「それにしても、俺の前でよく寝れたなぁ」
(城戸の前でだと…!?)
「お前…嘘ついてないよな?」
「……」
「おい、なにか言いやがれ」
「…流石にバレるかぁ」
「本当のところは俺が薬入れて寝かした」
「ふげたことしやがって。そこまでして俺を捕まえたかったのか」
「そういうことやな」
「それで俺をどうするつもりだ」
「俺の傍においとく」
「……は?」
「なんや、尋問されると思ってたん?」
「…逆にそれ以外何があるんだよ」
「俺はそんなことせぇへんよ。ただ、傍にいてほしいだけや」
「どうして俺なんだよ」
「好きやから」
「好き…だと…」
「ずっと俺の傍にいてほしいねん。好きな人が傍におったら幸せやろ」
「気持ちわりぃこと言うな」
「酷いなぁ」
「お前といるぐらいなら尋問された方がマシだ」
「嫌われてるなぁ、俺」
「当たり前だ」
「それもそうやな」
「あと、いい加減この体勢やめてほしいんだが?」
「それは無理やな」
俺は無理矢理離れようとしたが城戸に抑えられて動けなくなった
「離しやがれ」
「無理言うとるやろ。離したら何するか分からんのに」
「チッ」
「あと、チャカやドスも没収したから」
(どうりで軽く感じるわけか)
「抵抗せんとおとなしゅうしとけ」
「おとなしくできるほど育ちはよくねぇんだよ」
「ッ…!」
腹に拳をいれると城戸の顔が歪み、力が緩んだ
俺はその隙を逃さず、城戸から距離をとった
「これは油断したわ。で、こっからどうするつもりなん?」
「さぁな。このままお前の元でいるより殺られたほうがマシだ」
「強い口叩く奴やで」
城戸は懐から何か手に取ると、俺の目の前にきた
(はえぇな…!)
「抵抗すんなや」
「はっ、このままお前に飼われるのは嫌なんでね」
「そうかい。とりあえず、一旦これ飲んでや」
「んぐ!?」
口の中に薬と思われる物をいれられた
吐き出すことができず、そのまま飲み込んでしまった
「くっ…」(やっち…まった…)
意識が途切れた
倒れる体を城戸が持った
「まったく手のかかるやつやなぁ」
「まぁ、えぇけど。しばらく寝とき」
城戸は寝てる俺を抱えて、部屋を出た