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ありがとうございます！！
それにこのストーリー全て❤️1000を超えました！本当に嬉しいです✨
では、本編へどうぞ！
_次の日
太宰『今日だな』
フョードル「どうしたんですか？ボーとしていますが。考え事ですか？」
太宰「否、何でも無いよ」
フョードル「…心の準備は出来てます？」
太宰「勿論」
フョードル「それなら良かったです」
太宰「…フョードル」
フョードル「なんですか？」
太宰「みんな、私の事嫌いだったのかな」
フョードル「何故そう思うのです？」
太宰「だって好きだったらあんなに責めない」
フョードル「…貴方がそう思うならそうなのでは無いですか？」
太宰「…そうだね」
フョードル「苦しい分、思う存分暴れて下さい。貴方にはその資格があります」
太宰「そうさせてもらうよ」
フョードル「もう我慢なんてしなくて良いんです。偽らなくて良いんです。貴方は貴方のままで居て下さい」
太宰「…ありがとうね」
中也『フョードルの居場所を見つけるって言ってもどうすれば良いんだ…？』
福沢「其処のお前」
中也「あぁ？」
福沢「【太宰】を探しているのか？」
中也「何故それを…！」
福沢「森先生から聞いた」
中也『ボスか』
福沢「何か困っている事はないか？」
中也「….」
福沢「…太宰を探してくれないか」
中也「何故それをお前が言う。太宰は手前らのせいで行方不明なんだぞ！」
福沢「それは申し訳ないと思っている。だから、私は協力をしたい」
中也「…..」
福沢「…真犯人が分かった」
中也「誰だ！？」
福沢「【フョードル】だ」
中也「….やはりか」
福沢「それに私は【フョードルについての情報】を知っている」
中也「なんで手前が知ってる」
福沢「共食いの時から目は付けていた。調査によって居場所・拠点は分かっている」
中也「….教えてくれねぇか」
福沢「分かった。…太宰を宜しく頼む」
中也「任せろ」
敦「太宰さんの居場所が分かったって本当ですか！？」
中也「あぁ、お宅の社長が教えてくれた」
敦「！」
中也「今、太宰がどういう状況か分からねぇ。とにかく急ぐぞ」
敦「はい！」
中也『太宰、待ってろ！』
敦『太宰さん！！』
_夜
中也『此処に太宰がいるのか？』
敦『薄暗い…怖い』
◯◯「君達、誰だい？」
中也「！？」
敦の頭に銃が構えられている。【何も無い空間から】
中也「…転送系の異能者か」
◯◯「当たり〜！」
敦「….」
◯◯「私の質問にも答えて欲しいんだけど！」
中也「その前に教えろ、お前は誰だ」
◯◯「私はね、【ゴーゴリ】！」
中也「……」
中也『聞いた事ねぇ名前だな』
ゴーゴリ「で、君達は誰だい？」
中也「….太宰を探しに来た」
ゴーゴリ「！….君たちだけで来たのかい？」
中也「そうだ」
ゴーゴリ「…あはははは！」
中也「何笑ってやがる」
ゴーゴリ「ごめんよ、まさか二人しか来ないとは思わなくてね！」
中也「その口調からすると太宰の居場所を知ってるな？」
ゴーゴリ「当たり〜！君、凄いね！」
中也「太宰は何処だ」
ゴーゴリ「それは教えられないなぁ！何故なら、私は此処の監視役だからね！」
中也「…なるほどな」
ゴーゴリ「太宰くん達のところには行かせないよ？」
中也「…それはどうかな笑」
手に持っていた銃が宙を舞う。
ゴーゴリ「！」
中也「俺とお前じゃ異能の相性が悪いみてぇだな」
ゴーゴリ「….君の異能は？」
中也「重力だ」
ゴーゴリ「なるほどね。そりゃ強い」
中也「手前も重力で押し潰されてみるか？」
ゴーゴリ「….お手上げだよ」
中也「太宰の居場所は何処だ」
ゴーゴリ「さっき迄はドス君の家にいた筈だよ。今は、何処かに歩いてるんじゃ無いかな？」
プルルルルッ
中也｛どうしましたか？ボス｝
森｛大変なんだよ！Qが居なくなった！｝
中也｛！？｝
その瞬間、中也は全ての辻褄が合い血の気が引き悪寒がした。
中也「……….！」
中也「敦、急ぐぞ！」
敦「えっ！？何でですか！？」
中也「探偵社が危ねぇ！」
ゴーゴリ「…..笑」
_探偵社
探偵社内の空気は重く濁っていた。みんな、太宰の事で頭が一杯一杯だった。
国木田『太宰…』
鏡花『….これで本当に良かったの？』
静まり返った社内に突然大きな音が鳴り響く
バタンッ
国木田「！？」
鏡花「！？」
其処に居たのは_
◯◯「こんばんは」
◯◯「……」
国木田「何故お前が此処にいる….」
太宰
太宰「……..」
◯◯「全く…」
フョードル「思いやりの欠片も無いですね」
鏡花「共食いの時の…」
フョードル「さぁ、太宰くん。思う存分暴れなさい笑」
太宰「……カチャ」
国木田に向かって銃を向けた
鏡花「！」
国木田「….何のつもりだ」
太宰「……」
国木田「…太宰！」
太宰「….ごめんね、国木田くん」
国木田「…！」
バンッ
国木田「………？」
目を開けると目の前に帽子を被ったコートを着ている男が立っていた。
太宰「！」
◯◯「どういうつもりだ」
中也「太宰」
太宰「……」
フョードル『…追い付きましたか』
敦「太宰さん！」
遅れて探偵社に着いた敦が叫ぶ
太宰「…….」
中也「何か言ったらどうだ」
太宰「…話す事なんて何も無いよ」
中也「…チッ、面倒くせぇ奴だな」
太宰の瞳に光は無く真っ黒で…..中也はその目を【懐かしい】と感じてしまった。
中也「仲間に見放されたからって◯すのかよ？」
太宰「君には関係無いでしょう？」
中也「…あぁ、関係ねぇよ」
太宰「….！」
中也「関係ねぇけど【元相棒】だろ？少しくらい話聞いてくれたって良いじゃねぇかよ」
太宰「…..」
中也「そんなに悲しかったか？探偵社に見放されて、罵られて、罵倒されて….なら、ポートマフィアに戻ってくれれば良かったじゃねぇかよ」
太宰「…..」
中也「何で訳わかんねぇ奴のとこに行くんだよ。手前は昔から変わらねぇな」
中也「何であの時、何も話してくれなかったんだよ。….言ってくれねぇと分かんねぇよ！自分の本心くらい自分で言えよ！」
太宰「五月蝿い！」
みんな「！」
太宰「五月蝿いよ…ほっといてよ、突き放すなら突き放してよ！嫌うなら嫌ってよ！中途半端にしないでよ！一番傷つくよ！悲しいに決まってるじゃ無いか！仲間に見放されて罵られて罵倒されたらつらいに決まってるじゃ無いか！」
これが初めて本人から聞く本音だった
太宰「…みんな、嫌いなのでしょう？私の事。だったら嫌いって言って突き放してよ。こんな中途半端にされたら苦しいよ」
国木田「….嫌いなわけ無いだろう」
太宰「！」
国木田「お前を罵ったのは謝る。すまない。俺は証拠だけでお前を犯人だと決めつけた。お前はそんな事しないって分かっていた筈なのに。…【相棒】失格だな」
太宰「…そんな事ない！失格なんかじゃ無い！」
国木田「….本当にすまなかった」
鏡花「ごめんなさい。貴方を【元ポートマフィア】だからって理由で決めつけた。今の貴方は光の世界で生きる人なのに。今は、昔のような人では無いのに。…ごめんなさい」
敦「僕も最初、太宰さんに傷つく事を言いました。太宰さんが犯人だと疑ってしまいました。僕は貴方のおかげで今此処に居る事が出来てるのに。命の恩人なのに。本当にごめんなさい。」
中也「俺からもすまねぇ。あの時ついカッとなってお前に酷い事言った。お前の気持ちも考えないで。すまねぇ」
太宰「…..みんな」
フョードル「…..太宰くん」
太宰「ビクッ」
フョードル「探偵社の事を嫌っているのでは無かったのですか？」
太宰「….嫌いでは無いよ」
フョードル「それに貴方は私たちの仲間になった筈でしょう？」
太宰「！」
国木田「それは本当なのか！？」
太宰「…本当だよ」
フョードル「貴方は僕から逃げられません笑」
太宰「……」
持っていた銃をフョードルに向けた。
フョードル「どういうつもりで？」
太宰「これ以上私達に関わるな」
フョードル「……」
フョードル「やはり太宰くんは手強いですね。分かりました。もう関わりません」
中也「一つ答えろ。今回の事件を起こしたのはお前か？」
フョードル「えぇ、そうです」
太宰「…..」
◯◯「やぁ！さっきぶりだね！」
中也「お前は！」
ゴーゴリ「こんばんは！」
フョードル「やっと来ましたか」
ゴーゴリ「ごめんよぉ！」
フョードル「では又いつか」
中也「待て！」
フョードル「太宰くん、僕は更に貴方に興味が湧きましたよ笑」
太宰「！」
フョードル「又いつか」
どうでしたか？
今回も文字数が3500文字と多かったです…w
次回は❤️700で投稿します！
では、また次回！！
コメント
15件
最後らへんちょっと泣きそうになった😭
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