テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
高嶺の花
そう聞いたら、どんな人を思い浮かべるだろうか
今回はみんなが思った人とは違うであろう高嶺の花が
枯れる日のお話。
「マックイーン!今日暗くなるのはえーから一緒に帰ろうぜー!」
アタシはゴールドシップ。
今日は暗くなるのが早いからな、万が一のことを考えて、なにがあっても守ってくれそうなマックイーンと帰ろうと思ったんだ。
「もう、しょうがないですわね。」
「やったー!!」
「でな〜?」
2人で並んで歩いていると、
「なぁ、マックィっっ」
後ろから口を押さえつけられた。
「っ!ん”〜!!」
「君、ゴールドシップちゃんだよね、??」
「ん”〜!!」
こいつ、、ゴルシちゃん相手になんで張り合えてんだ?
「レースいっつも見てるよ、走ってるのも。」
「ん”!はぁ、っ、は?何言って、」
「ずぅっっっと思ってたんだよ!!」
大声を出したと思えば、アタシのヘッドギアを外して、制服をぬがし始めた。
「、!?お前!なにして!!」
「ほんとにかわいい、、ずぅっと僕のものにしたかったんだ、、」
「っ!マックイーン!!マックイーン!!!」
胸を触りだした時点で完全な変質者と判断して、マックイーンに助けを求めた。
「マックイーン、、っ?」
なのに、マックイーンは泣いて電話をしてるばかりで、助けてくれない。
「なぁ!マックイーっ」
「これ以上騒いだら痛い目見るよ。」
「っ!?、っ…」
もうダメだ…
怖い、怖い
なにされるの
嫌だ、嫌だ
「っ、う、、っ」
瞼からポロポロ零れる涙を、止めれなかった
こんなんアタシらしくないな…
「なにをしている!!!!」
「っ!」
聞きなれた声
会長だ、
会長の声を聞いた途端、不審者は逃げ出して
アタシは会長に抱きしめられた
おそらく、安心させるためだろう
「ゴールドシップ、、無事だったか?」
「、っ、は、い、、」
震えて上手く声が出ない
今抱きしめてるのは会長のはずなのに
「すまない。門が開いていたから、まさかと思い、パトロールをしていたんだが…」
「だ、だいじょうぶです、、わ、たしは、、」
「、メジロマックイーン、?」
「、まっくい、」
「逃げるように走っていったぞ?」
「、っかいちょ、、」
ボロボロ涙がこぼれる
「ほんとうにすまなかった、。」