桃 青 注 意 ┊︎ 1 部 活 動 名 有 ┊︎ 語 彙 力 乏
ご 本 人 様 に は 全 く 関 係 あ り ま せ ん
桃 青 付 き 合 っ て ま す
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side 桃
後輩にお揃いの指輪をプレゼントした 。
別にそういう気持ちは無く 、 ただ単に 「 ライブでお揃いの物を身に着けたい 」 と言われたから 。 折角の初ライブだし 、 いつも好きって言ってくれてるからな
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ライブ間近のリハーサル 。 今は練習の休憩時間 。 今朝会った時に渡した指輪を指に嵌め 、 同グループの奴らに喜びを配っている彼を眺める
あんなに喜んでくれて 、 本当に嬉しいんだな…と 、 呑気に自分の名前が書かれたペットボトルに口を付ける
水を飲み終えて立ち上がると 、 珍しく隅で膝を抱えて座っている男に視線が行った 。 思わず近寄ってしまう
「 …おい 、 なにしてんだ?後輩のとこ行かねぇの?」
そう声を掛けると 、 行かない…とか不貞腐れたこと言って、 俺から顔を逸らすように別の方向をを向いてしまった 。 相変わらず素直じゃねぇな
彼の目線の先には 、 嬉しそうに笑みを浮かべて俺があげた指輪に触れている後輩 。 俺は全てを察した
「青 、 お前もしかして…」
「……」
繊細で 、 意外と嫉妬深くて愛が深い俺の相方 。 後輩の右手薬指に嵌っている指輪を見て嫉妬心を抱いているのだろう
俺は軽く溜息を吐いて 、 彼の横に座る
「お前なぁ…いい大人が……え?」
リハ室とはいえ 、 ここは誰の目にも付かない場所 。 人目は気にしなくていいのだが…
「ちょ 、 どうしたんだよ…泣くなって…」
瞳に透明な膜を貼るなり 、 歪めた顔を隠すために抱えた膝に顔を埋めてしまった
隣から聞こえてくるのは泣き声だけで 、 話す余裕も無さそうな雰囲気が漂う
「青 、 大丈夫だから 。 みかさには誕プレとしてあげただけ 、 恋心なんて持ってないよ」
そう言い 、 俺は咄嗟に彼を抱きしめてしまう
「だから…顔上げてくれないか?俺 、 青の顔見たいんだけどなぁ……ダメか?」
少しして涙が落ち着き 、 彼は涙目の顔を見せる
「もうちょいで休憩終わるけど…ちょっと2人になろっか」
彼の相槌を確認し 、 俺は青の体を支えながらリハ室を後にした
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side 青
彼に体を支えられながらリハ室を出て 、 事務所内オフィスにある水色の椅子に座る
大好きな相方に背中をさすられながら 、 必死に涙を止めようとする
そういえば 、 随分前に涙止めようと擦りすぎて怒られたっけ…
数十分後 。 軽く深呼吸して 、 口を開く
「…ッごめ 、 もう大丈夫……」
「嘘つけ 、 顔は全然大丈夫じゃないぞ」
「へっ…?」
言葉を遮ぎるように話し出す 。 本当に大丈夫なんだけど…なんて考えている内に 、 両頬を摘まれた
「いひゃっ…!?」
「お前 、 最近痩せすぎじゃね?」
「隈も凄いし 、 どうせ最近無理してんだろ?」
「いや 、 してなっ…」
…断言できない。
朝から晩まで会議 。 その後は後輩絡みの用事を済ませて 、 その後は夜遅くまでレコーディングとか編集をして…
最近は特に忙しくて 、 珍しく体調も崩したっけ…
「…ひっ」
なんて考えながら顔を上げれば 、 怖いくらいに険しい顔をした桃くんが僕の顔を睨むような目付きで見つめている 。 流石にホラーすぎて変な声出ちゃったよ
「お前 、 よくその状態でリハ来れるよな」
「…ッだって 、 先輩として…っ」
「体調崩したら先輩も後輩も関係ねぇだろ 、 人として全員が心配する」
「っ…」
凄く当たり前な事を言われ 、 思わず身を引いてしまうが 、 桃くんは僕の腰に腕を回し 、 逃がさまいと体を密着させる
「お前だって 、 いつも紫ーくんの体調心配してばっかなんだよ」
「俺だって 、 紫ーくんにはもっと自分の体調を気にして欲しいけど…今の俺は青の体調が一番心配だ」
「桃く…」
「なぁ…分かってくれるだろ 、 俺の彼女なら 。 この気持ち 、 理解してくれるか…?」
真剣な目で 、 どこか悲しそうな感情が混ざった目で見つめられ 、 思わず目を逸らしてしまう。
僕はチラリと彼の顔を見て 、 小さく頷く 。
目の前の恋人は微笑み 、 僕の頭から頬を優しく撫でた
少し見つめあった後 、 桃くんは長い椅子の奥に僕を押し寄せる
「桃くん…?」
「そんなに嫉妬するなんて 、 愛が足りなかったのか? 」
「なっ…そんなこと…っ//」
正直 、 彼からの愛情は溢れるほど貰っている 。 けど 、 もちろん足りるわけが無いよね
「…てか 、 みんなライブ準備してんのに俺らだけサボりか?」
「くはっ…悪い人〜っ」
そんな事を言いつつ 、 暫くの沈黙の間に 、 鼻が当たるほど顔が近くなっていた
「ごめん 、 青 。 1回だけだから…」
そう言い 、 珍しく静かなオフィスで口付けする 。 横には背もたれ 、 机…逃げられない 。 ていうか 、 離れたくない
久しぶりの感触は心地良くて 、 時が止まればいいのに…とか思ってしまう
ていうか 、 ここでキスしたの初めてだな…
キスを終え 、 桃くんは何とも言えない手つきで僕の肌に触れる 。 最後にシたのも何ヶ月前か…でも 、 身体が彼を覚えている
「本当に…天使みたいだな」
「ん…天使に口付け?」
「うわ良い…ライブで歌いたいな…」
「久しぶりにね…ツーマンライブとか?」
「出来るかなぁ…w」
「…ねぇ 、 桃くん」
「ん〜…?」
「…好きだよ」
「え」
愛しい物を見るような目は 、 僕の一言により大きく見開かれた
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大規模なライブだし人数も多い 、 それに伴ってリハの時間も長くなる 。 この前のライブに比べて人数が倍以上 、 より一層うるさくなるね
僕は少し休ませてもらって 、 リハーサルに復帰した 。 みんな僕のことを探してたみたい 。 もちろん 、 桃くんのこともね
他のグループのリハを見ている時 、 隣に居た桃くんの行動を鮮明に覚えている
「歌上手くなったなぁ…あ 、 彼奴ミスった」 とか考えていると 、 桃くんが僕の左腕ごと引いて 、 左手を眺めて…
薬指の付け根を指でマッサージするように押してきたと思えば僕の耳元に寄り 、 相変わらずのイケボで囁いてくる
「青には特別な指輪 。 一緒に買いに行こう」
流石に顔が熱くなった
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数日後 。 皆が余韻に浸っている頃 、 桃の指からライブ時にあった指輪は無くなっていて 、 綺麗に輝く水色の宝石が埋まった指輪が嵌っていたとか
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「師匠 、 新しく指輪買ったんすか?」
「うん 、 綺麗でしょ?」
「綺麗なピンクっすね…」
髪色が半分に別れてる彼は背後からの視線を感じ 、 何かを察した
ℯ𝓃𝒹
コメント
6件
ノベライズめちゃくちゃ上手いですね!!流石です!!!
ノベルでもこんなにうまいの天才です ... 😖 一つ一つの言葉が大好きです🥹🫶🏻💕