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商店街にて一人の女性が路地裏で叫ぶ。「きゃぁぁぁ」
女性は蠍のような異星人に襲われていた。「オトナシクシロ」と異星人は毒の尻尾で脅ていた……
「やめろ!!」
一人のスーツを着た青年が現れ異星人を思い切り蹴り上げる。
「早く逃げてください」
女性はバックを握りしめ、その場から逃げた。
「チッ」
異星人は尻尾で攻撃するが避けられてしまい青年は腹にパンチを食らわせ懐からリングのようなものを取り出し異星人を捕まえる。
「スコー星人(男)婦女暴行罪で確保」
青年は時計型通信機で警察に通達する。
そしてその後異星人のスコー星人は連行されたが警察やその青年はまたかという顔していた。
そしてハゲ頭の頸部のイチロウが現れ青年の肩をポンと叩く。
「諸星くん今日で21件目だな……異星人犯罪」
「そうですね警部……」
怪獣災害から数年後に異星人が現れ、宇宙安保条約を一方的に組まされたと同時に異星人が地球押し寄せてきてからというもの世界の法律や条約などが追いついておらず中でも日本国は特にひどい有様だった。
「ところでさっき署の方から君に指令が下ったなんでも政府直々らしい」
「えっ 私がですか」
青年 諸星明は目を丸くしながら驚いていた。
そして本部
「諸星明くん 日本政府からの要請で怪獣対策庁に移動となった 来月までに支度をして万全に準備を」
「はい」
諸星は署長にお辞儀をする。
その夜家に帰る途中の駅で人間の男と青い髪色のヒューマロイド型異星人の男の子が一緒にトイレに入ろうとしていた。
(なんだあの二人)
よく見ると異星人の男の子は震えていた。
(まさか!!!!)
諸星は事態に気づき走ろうとしたその時赤いフードを被った小柄な女の子が後ろから通り、その男性の顔を蹴り上げ、男の子を救出する。
その瞬間ポケットからバラバラと写真がばら撒かれた。
「きゃぁぁぁ!!」「うわぁぁ」周りが悲鳴に包まれたそれもそのはずその写真には異星人の年端の行かない子や女性のわいせつ写真が撮られていたのだ。
「なんだてめぇ 俺の写真を」
男はむくっと起き上がりフードを被った女の子を見上げた。
「黙れど変態野郎 この子に何をしようとしてんだ」
「ウルセェクソガキ」
男は怒りのあまり殴りかかろうとするが少女は小柄な体型を生かし股間を蹴り上げた。
「うぐっ」男はうずくまった瞬間女の子は頭を踏みつけた。
「ガキじゃねぇよ 私は21歳だ 酒だって飲めるし タバコも吸えるんだよ」
女の子は男にそういうと諸星の方を見ていた。
「すいません 駅員さん呼んでくれないですか」
女の子は言う
そして駅員さんを呼び 二人は署に連行された。
男の方は異星人わいせつ罪の前科もちで執行猶予中でありそして再び再犯したため重刑は免れないという……
一方 女の子は……
「今回注意だけで済んだよ」
何故か諸星が家まで同行することになってしまった。
「なんでお前 注意だけされたんだよ…本来なら暴行罪で……」
「さあ わかんない」
「そうか……」
すると女の子はポケットから連絡と名前が書かれた紙を出した。
「はい 私の電話番号と名前だよ」
その紙には電話番号と名前が書かれていた。
(上杉桜……)
諸星がそう思うと風でフードが脱げると可愛らしい顔が現れたその顔はさながらアイドル……そして最大の特徴として海のような青い目がキラキラと光っていた。
諸星は見惚れていると桜は腕を引っ張る。
「せっかくだし 家にご飯でも食べてきなよあっスーツくんの名前教えてくんない」
諸星は照れつつ名前を教える。
「諸星…明」