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現実
世知辛い世界の真実を覗いて見ようと思ったんだ
世の中から人がきえてく
災害や殺害じゃなくて
自ら死を望んで歩いていく
君たちの背中みてたら
ありえない数の鋭い矢が突き刺していたんだ
周りにはとてつもない笑顔を振りまいて
傷を隠して必死で歩いてる
それを我慢だと決めつけていた
傷を隠しているから
傷を隠しているからこそ平気なフリして
自分を保ててたんだって
理解するにはもう遅かった
君を助けたい
いや
君を助ける自分の正義に浸っていた
何も考えず
何も感じず
無意識に君の包帯をはずしていた
君は泣きじゃくって
限界に達して
僕の前から
消えてった