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tn視点
言われて見ればそうだった
我々国の戦闘員は全員こっちに来ている
だが、それでもここがギリギリであることに変わりはない
(どういうつもりなんや?)
情報が多く、上手く頭が回らない
その時、トラゾーさんから貰ったインカムから声が聞こえた
kr【聞こえてると思って話します】
クロノアさんだ
3人に電源を切るように言っていたため、俺たちに向けてだろう
kr【まず、加勢に来てくれてありがとうございます】
彼は感謝を述べたあとこう続けた
kr【今から、c国側にいる人をb国側に行くよう言って貰えませんか?日常国の方は済んでいるんで】
【なんでですか?】
扱い方は教えて貰っていたから、返事を返した
ほぼ、反射的にだったけど
kr【理由は言えませんが、見た感じ2人ほどスナイパーの方がおられるようだったので、離れて欲しいなと思いまして】
【、、、分かりました、言っておきます】
この感じは何を言ってもダメそうだ
諦めて、我々国側のインカムに手を当て話しかける
【ショッピ君、大先生、b国側来れへん?】
shp【なんでですか?】
【知らん、クロノアさんがそう言ってた】
ut【分かったけど、俺は動かんでええやろ?】
【まぁええんちゃう?】
shp【、、、とりあえず向かいますね】
【頼むわ】
とりあえず来てくれるようだった
クロノアさんに言っとかんと
【こっち来てくれるみたいです】
kr【、、、行ってくれてるみたいですね、ありがとうございます】
クロノアさんは少し殺気のこもった声を出した
背筋に汗が流れる
それと同時に、何処か消えてしまいそうだった
kr【無茶かもしれませんが出来そうであればb国を潰してください】
【分かりましたが、c国は?】
kr【c国は俺がやるので、、、俺1人でやります】
sho【無茶や!】
kn【b国と比べて少ないとはいえ自殺行為や!】
さっきまで黙っていた狂犬の2人が叫ぶ
だが、それは俺も同感だ
kr【インカムの電源切りますね】
クロノアさんの声は何処か、寂しそうで
直感で分かるこれは、、、
zm【クロノアさん!】
今度はゾムが叫ぶ
ゾムの必死の叫びは、不安がっているようで
zm【今度は我々国に来てください、、、約束です】
kr【、、、分かった、約束ね】
それだけ交わし、クロノアさんからの連絡は無くなった
彼らの気持ちは分からない
何があったのか、あれにどういう意図があるのか
けど、これだけは分かる
最後のクロノアさんの言葉は、自分の存在を主張するようだった
まるで『いなくならない』と言っているように