そして飲み始めて2時間後……
部下「なっ!?デリザスタ様が潰れた!?」
『あははっw デリザスタも酒弱いなぁ~w』
デリザスタ「お前が強すぎんだよ…… 」
『肝臓の作りが違うんだわ!w』
更にウイスキーを煽るイオリ
コンコン ガチャ
ファーミン「…酒臭」
ドミナ「うえ…」
『あ!ファーミンとドミナじゃ~ん! 』
ドミナ「あれ…?デリザスタ兄様と酒飲むんじゃなかったの? 」
『飲んだ飲んだ!!ホラそこにいるよ』
ソファの足元に転がっているデリザスタを指さす
『コイツ酔いつぶれちゃってサ~、
水何本か持ってきてくれない?w』
困ったように笑うイオリと呆然と立ち尽くす2人
『…どした……?』
ドミナ「いや…デリザスタ兄様って酒乱だし酒豪だから酔いつぶれるとか有り得ないと思ってたんだけど…」
ファーミン「何飲んだんだ」
部屋に入ってきてそこら辺に散らばっている瓶を何個か持ち上げる
ファーミン「しかもウイスキー」
『私が60本で、デリザスタが30本』
『ファーミンも飲む?ドミナは未成年だよね 』
窓際で煙草をふかしながら横目でチラリと見る
ドミナ「分かってるんなら言わないでよ…」
と言いつつも驚きを隠せない2人を面白そ うにみながら夜空を見上げる
イノセント「どうしたんだい?2人とも。
デリザスタの部屋の前に立って……」
そこで部屋の中で煙草を吸っている 私に気づいたシリル
『よっシリル!ごめんね酒と煙草臭くて』
イノセント「私の部屋じゃないなら大丈夫だが…デリザスタが酔いつぶれたのか!?」
『そうなの…実はちょっと……肝臓の構造を変えて…酒の消化を早くして…あんま酔わないように……』
ファーミン「そろそろ限界か」
『ん…おやすみの ちゅー』
地面にへたりこんでいたイオリに目を合わせるようにしてしゃがんで居た1番近いファーミンの腕を掴んでキスをするイオリ
ファーミン「っは、」
『照れちゃって~……』
『ファーミンの赤面……萌えねぇわ🖕』