※第1話の [必読] を必ずお読みください
※エセ関西弁
※誤字/脱字 あり
暇つぶしに、トントンがいるはずであろう部屋に繋がったダクトを匍匐前進で通る。
かなり狭いため、成人男性の体では窮屈で苦しい。
ダクトの扉を肘鉄を勢いよく開け、チラリと顔を覗かせた。
さすがに音でバレたのか、トントンはこちらを見上げてニコッと笑顔を浮かべていた。
「ダクトからくんなお前w」
予想通りトントンは部屋におり、椅子に座って書類整理に没頭していたようだ。慣れた事なのか、それ以上は言及せずまた書類整理に手を掛けた。
ダクトの出口から飛び降り、上手いこと着地をする。
「いや暇やから」
「ここは溜まり場とちゃうぞ」
陳列された本棚から、一冊本を手に取りボッーと眺めた。
目が痛くなるほどびっしり文字で埋め尽くされており、二行目の時点でもうギブアップだ。
「そういやゾム、書類は?」
「あ、ごめんトントン。俺、用事思い出したわ」
「ん?」
無言の圧を掛けられ、さすがに逃げられないと感じた。
今からダッシュで部屋から出て、と頭の中でシミュレーションしても間に合わない。
どう頑張っても逃げられないと察し、仕方なく書類仕事に手をつけることにした。
「書類めんどくさいってー」
「溜めるお前が悪いやろ」
「だって楽しくないもーん」
口先を尖らせながら、書類仕事に向き合う。
相変わらず堅苦しい作業に飽き飽きする。軍に入っても書類作業が付きまとうとは思わなかった。
こうなったら、と俺はトントンを見つめた。
「な、トントン手伝って」
トントンが特別俺に甘いことを知っているため、それを利用して媚びた目で見つめた。
トントンは小さく溜息を付いた後、俺の目の前に積み重なった書類を手をかけた。
「もぉ、しゃあないなー」
「わーい、トントン好きー」
「その代わり、このあと俺のわがまま付き合えよ」
顔は笑っているが目はピクリとも笑っておらず、徐々に恐怖心がくる。
「え、あ、はぃ…」
最後まで閲覧して頂き、誠にありがとうございます。
トントンのわがままについては、皆様のご想像にお任せします。
思いつきで書いたものです。
軍パ◻︎書くの楽しい😢
受けの曇らせは全然平気派なので、ᶻⓜが負傷する話とか、トラウマ抱えた話とかいつか書きたい。
[2025/4/5投稿]
コメント
2件
軍 パ □ は 何 で も 行 け ち ゃ う の が 大 好 き で す … , 推 し を 負 傷 さ せ た り 可 哀 想 に し た い 欲 が 出 て く る の っ て な ん で な ん だ ろ … , 今 回 も 神 作 で し た ッ ッ … 🍬 彡 表 現 の 幅 が 凄 す ぎ て 尊 敬 しま す ッ ッ … !