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「これから世界会議を始める 。」

怒鳴り声が会議室の空間に響く 。

会議が始まったというのに 、騒がしい 。

なんたる愚かさ。油断だらけすぎる。

そんなことをいらいらと考えていると隣の中国が不審そうに見つめた。

違和感と気味が悪さがきっかけで声を掛けた。

「… そ、そんなに見つめられては困ります 、

どうかされましたか、?」

「 … いや 、なんでもねぇあるよ 、」

彼はふい、と視界のドイツの方へ目線を戻した。

目はカラコンで隠して 、服装も白に変え、

傷もコンシーラーで消した 。

ピアスだって隠した 。表情だって完璧に憎たらしい彼奴に寄せたんだ 。

コピーそのもの 。誰にもわかるはずがないのに 。

嗚呼 、鬱陶しい 。昔から鬱陶しい 、、

「 … 日本 ?」

気がつけば目の前には憎い米国(アメリカ)

視界ですら入れたくないレベルの憎らしい目、

今すぐにでも喉をかききってやりたい 。

「 ご心配なく 。

ドイツさん 、会議を進めてください 。」

「 あ 、あぁ 。 」

またドイツの声が会議室を響かせた 。

そんな中ジュースを飲み、ハンバーガーを食うものは恥を知れば良いのだ。

私は前にいた米国アメリカを睨みつけた 。

その汚らしい音を消して欲しいばかりだ。

私がこいつに化けていなかったら蹴り倒して

内臓ごと引っ張り出していたところだ 。

嗚呼 、そういえば 、彼奴は今頃どうなっているだろうか 。

出口が見つけられずもがいているだろうか、

まぁ、こちらで平和ボケしてしまった爺なんざ、

あちらの世界では生きていけまい。

そんなことを考えていると勝手に口角が上がって言った。その口角を隠すかのように片手で口元を隠した。

もがけ 、苦しめ 、私の思いを知れ 、

お前の生きる場所世界はもうないぞ 。


何故  、   こんなことがしたかったのだろうか  、














私は 、日帝として生まれ、この世界を預けられた。

皆が言うもう1つの世界 。

鏡の向こうの世界 。

私は日々 、鏡を見てこちら側1Pの世界を鑑賞している。

戦争に行っては、草を喰らう子供にツナ缶を渡し 、歩く場所が我が子の死体で埋めつくされた地面。

その中に生きていて足を掴む者もいる。

私はそんな我が子の手を振りほどき前へ進んだ。

確かに 、得るものは得られた。

しかし我が子は帰らぬものとなった。

夜はまともに寝れぬ。飯も食えぬ。

白米なんてもってのほか。

歯を磨いているのに歯茎から血が溢れ出る。

足元がふらつく日々、

そんな中に1つの鏡、私の姿見の鏡の奥底は 、

彼奴本田菊が微笑んでいるのが見えた。

嗚呼 、醜い 、醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い     ………   。

何をそんなにへらへらと笑うのだ。

何故そんなものを受け取ってしまうのだ。

何故言い返さないのか。

何故 、何故  、何故何故何故何故何故何故何故何故!?!?!?

何故だ   !?

羨ましい    、

私にくれぬか   、

変わってくれないか  、

腰の痛さくらいしか痛みを感じたことのないくせに、、、

腹立たしい、

腑抜けたその笑顔が嫌いだ 、

神に何度も願った。

鏡の向こう側へもしも行けたなら 。

そう願い 、日々手をかざした 。

あの日   以来  は 。

ある日、鏡が青と緑と黄 の色が私を包み込みあちらへ連れていった。

彼奴  は   紅 と 黒 の 色が飲み込んで行った 。

申し訳なさ など 微塵も感じなかった。

ざまぁみろ 。

唾を吐き捨てたような気分だ。

連れ込まれた 彼奴 の 顔は 

翼が千切られた鳩のようだった。


あいつが生きられる場所などないのだ。

と 、考えていると 、

前の席の米国が手を挙げ

「それは■■■■とかで■■■ってすれば

大量にできて■■■■■■になるだろう?

■■■■■■とかもいいんだぞ!!

勿論 、反論は認めないんだぞ !! 」

「おいおい 、待て待て 、

その方法は効率が悪すぎるし、

時間もかかる、自分勝手な発言は寄せ。」

英国が米国の意見を踏み潰した。

「そんなことないよ!!

そんなことないだろう?日本!?」

急に米国は後ろを向き私に救いの手を述べた。

「 …  」

本来ならば 、彼奴のようにアメリカさんの意見と同じで… というのだろう、

だか  、、それがどうも気に食わぬ、

「   …  もう少し 、■■■という方法を使ってはいかがでしょう?

効率よく、進めることが出来ます 、 」   

私が発言した途端に 会議室 は時が止まったかのように皆 、固まっていた 。

おや 、

これはまずかったか 、?

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